問題 81  左心不全の症状はどれか。 

 

 

1  腹 水 

 

2  肝腫大 

 

3  呼吸困難 

 

4  頸静脈怒張


















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・正解 3

 

 

※肝腫大(かんしゅだい)=肝臓が腫れて大きくなった状態

 

 

 

  

 

 




















問題 82  ペースメーカー植え込み術を受けた患者への説明について、適切なのはどれか。 

 

 

1  「電池交換は不要です。」 

 

2  「電磁波は作動状況には影響しません。」 

 

3  「ペースメーカー手帳は自宅で保管してください。」 

 

4  「毎日自己検脈を行ってください。

















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・正解 4
 

 

1  「電池交換は必要です。」 

 

2  「電磁波は作動状況には影響します。」 

 

3  「ペースメーカー手帳は持ち歩いてください。」 =出先で検査や治療が容易になる

 

 

※ペースメーカー=人工的に心臓を動かすための機械 心拍数が少ない人の心拍数を増やす

 

 

 

 

 



 

 






 

問題 83  不安定狭心症患者の治療と看護について、適切なのはどれか。 

 

 

1  医師の指示でニトログリセリンを投与する。 

 

2  心電図モニターの装着は不要である。 

 

3  心臓カテーテル治療は適応ではない。 

 

4  運動負荷心電図検査を実施する。






 

 

 

 

 

 






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・正解 1

 

 

2  心電図モニターの装着は必要である。=心拍数の把握 

 

3  心臓カテーテル治療は適応である。 

 

4  運動負荷心電図検査を実施しない



※不安定狭心症=心臓の筋肉に血液を送る血管が狭くなり、胸の痛みが起きる狭心症

 

 運動負荷心電図検査=運動時に心臓に症状が出た人が対象























 

問題 84  甲状腺機能亢進症患者の看護について、適切なのはどれか。 

 

 

1  テタニー症状の観察をする。 

 

2  低エネルギー食とする。 

 

3  積極的に運動をすすめる。 

 

4  頸部腫脹にはスカーフをすすめる。
















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・正解 4
 

 

1  テタニー症状の観察をするわけではない。 

 

2  高エネルギー食とする。=エネルギー代謝の高まりによる 

 

3  激しい運動は避ける。 

 

 

※甲状腺機能亢進症=甲状腺ホルモンが出過ぎて働きが強くなる病気

 

 テタニー症状=血液中のカルシウム濃度低下による手足のしびれ、筋肉のけいれん

























問題 85  A さん(40 歳、男性)。 1 日 10 L の排尿がみられ、最近口渇が強く常に水分を取ってい る。原因となるホルモンを分泌しているのはどこか。 

 

 

1  甲状腺 

 

2  副甲状腺 

 

3  副 腎 

 

4  下垂体後葉

 

 

 

 

 

 

 






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・正解 4

 

 

※下垂体後葉のホルモン=バソプレシン(抗利尿ホルモン)、オキシトシン

 

 バソプレシン=腎臓から排泄される水分量を制御、体内の水分量を調節























 

問題 86  痛風患者の看護について、適切なのはどれか。 

 

 

1  発作時は患部に温罨法を行う。 

 

2  アルコールを控えるよう説明する。 

 

3  プリン体含有量の多い食品をすすめる。 

 

4  水分摂取を控えるよう説明する。














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・正解 2

 

 

 

1  発作時は患部に冷罨法を行う。 

 

3  プリン体含有量の少ない食品をすすめる。 

 

4  水分摂取を促すよう説明する。



※痛風=足の親指などの関節が腫れて激痛におそわれる病気 原因は生活習慣の乱れなどにより、体内に尿酸が過剰に蓄積すること
 

 

 

 








 

 



 

問題 87  骨髄穿刺を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。 

 

 

1  検査前後の吐き気の有無を観察する。 

 

2  後腸骨稜で行う場合は 仰臥位とする。 

 

3  骨髄液の吸引時は息を止めるよう促す。 

 

4  穿刺後 5 ~ 6 時間は安静臥床とする。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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・正解 3

 

 

1  検査後の吐き気の有無を観察する。 

 

2  後腸骨稜で行う場合は 腹臥位とする。 

 

4  穿刺後 約1 時間は安静臥床とする。

 

 

※骨髄穿刺=注射器で骨髄液を吸引することにより、血液を造る機能や血液疾患の原因などが分かる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





問題 88  造血幹細胞移植とその看護について、正しいのはどれか。 

 

 

1  白血病の診断後、早期に行われる治療である。 

 

2  移植前は普通の生活が可能である。 

 

3  危険度の高い治療であり、本人の意思決定支援が重要である。 

 

4  移植後、生着までに約 1 年かかる。




















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・正解 3

 

 

1  白血病の診断後、早期に行われる治療であるというわけではない。 

 

2  移植前は普通の生活が可能であるわけではない。 

 

4  移植後、生着までに約2~4週間程度かかる。

 



※造血幹細胞移植=正常な血液を造ることが困難な患者に、提供者の造血幹細胞を移植し、正常な血液を造ることが出来るようにする治療

 

 白血病=血液のがん 白血球系細胞が無限に増加する病気


 

 

 













 

問題 89  播種性血管内凝固症候群(DIC)について、正しいのはどれか。 

 

 

1  血中のフィブリノゲンが増加する。 

 

2  血小板数が増加する。 

 

3  全身の出血症状が出現する。 

 

4  原因疾患の治療は継続しない。







 

 

 

 

 



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・正解 3
 

 

1  血中のフィブリノゲンが減少する。

2  血小板数が減少する。=出血を抑制するため血小板を使い果たす

4  原因疾患の治療は継続する

 

※播種性血管内凝固症候群(DIC)=小さな血栓が全身のあちこちに出来て、細い血管を詰まらせる病気

 フィブリノゲン=止血の機能を持つタンパク質の一種



















 

 

問題 90  下部消化管内視鏡検査を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。 

 

 

1  検査前日から禁飲食とする。 

 

2  腸管内洗浄が不十分な場合は浣腸を行う。 

 

3  体位は右側臥位とする。 

 

4  検査終了後 24 時間経てば食事摂取が可能であることを説明する。













 

 

 



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・正解 2

 

 

1  検査前日から禁飲食とするわけではない。 

 

3  体位は左側臥位とする。 

 

4  検査終了後1 時間~1時間半経てば鎮静剤の効果が切れ食事摂取が可能であることを説明する。

 

 

※下部消化管内視鏡検査=大腸カメラ 大腸や直腸を観察し、がんなどの診断を行う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






<おことわりとお願い>


解説者は医療実務に関しては素人です(正看の過去問4513問を2か月間で解き、ノート8冊にまとめました。 その後、准看の過去問をまずノートに問題を書き出して自身で解いてからアップしています。 現在13冊目。)!
 


また、本試験に記載の漢字の読みがなや太文字表記は、省略している場合があります。


自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れません!



疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います・・・!


※お知り合いに准看試験受験の方がいらっしゃいましたら、当ブログをご紹介願います!