問題11  日本人の食事摂取基準について、正しいのはどれか。 

 

 

1  厚生労働省が策定し、毎年改定が行われる。 

 

 2  成人の推定エネルギー必要量は、基礎代謝量(kcal/日)×身体活動レベルで算定する。 

 

 3     平成 27(2015)年版では、18 歳以上の男性の塩分摂取目標量は、10.0 g/日未満である。   

 

 4  推定エネルギー必要量は、妊娠時でも変わらない。




















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 2

 

 

1  厚生労働省が策定し、5年ごとに改定が行われる。 

 

 2  成人の推定エネルギー必要量は、基礎代謝量(kcal/日)×身体活動レベルで算定する。

 

 3     平成 27(2015)年版では、18 歳以上の男性の塩分摂取目標量は、8.0 g/日未満である。   

 

 4  推定エネルギー必要量は、妊娠時では増加する

 

 

 

 

 

























問題12  水とミネラルについて、正しいのはどれか。 

 

 

1 カルシウム(Ca)は、骨や歯の硬い組織を形成する。   

 

2    成人体重の約 80%は水である。   

 

3 ナトリウム(Na)は、酸・塩基平衡に関与しない。  

 

 4    カリウム(K)は、細胞外液中の主な陽イオンである。


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 1
 

 

1 カルシウム(Ca)は、骨や歯の硬い組織を形成する。

 

2    成人体重の約 60%は水である。   

 

3 ナトリウム(Na)は、酸・塩基平衡に関与する。  

 

 4    カリウム(K)は、細胞内液中の主な陽イオンである。


















 

問題 13  副腎皮質ステロイド薬の副作用について、誤っているのはどれか。 

 

 

1  満月様顔貌 

 

2  低血糖

 

3  胃潰瘍  

 

4  骨粗鬆症












 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 2

 

 

1  満月様顔貌 

 

2  高血糖

 

3  胃潰瘍  

 

4  骨粗鬆症



 




























 

問題1 4 循環器疾患と治療薬の組合せで、誤っているのはどれか。 

 

 

1     高血圧ー カルシウム拮抗薬   

 

2  狭心症ー ニトログリセリン   

 

3  房室ブロックー ジギタリス 

 

4  心不全ー 利尿薬  



















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 3

 

1     高血圧ー カルシウム拮抗薬   

 

2  狭心症ー ニトログリセリン   

 

3  房室ブロックー 有用な薬剤なし 

 

4  心不全ー 利尿薬  

 

 

 

※房室ブロックに有用な薬剤はないため、心臓ペースメーカーの移植の適応とする

 

 利尿薬により、うっ血改善の効果 (体の水分・ナトリウムを体外に排出)     

 

 



























問題 15  抗菌薬について、正しいのはどれか。 

 

 

1  最小発育阻止濃度(MIC)の値が高いほど抗菌力が強い。 

 

2  病原菌の増殖を抑える作用を殺菌作用という。  

 

3  ペニシリン系抗生物質の作用機序は、細菌細胞壁の合成を阻害することによる。   

 

4  セフェム系抗生物質は、結核の治療に用いられる。









 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)










・正解 3

 

 

1  最小発育阻止濃度(MIC)の値が低いほど抗菌力が強い。 

 

2  病原菌の増殖を抑える作用を抗菌作用という。 

 

3  ペニシリン系抗生物質の作用機序は、細菌細胞壁の合成を阻害することによる。     

 

4  セフェム系抗生物質は、呼吸器・皮膚などの感染症の治療に用いられる。





















 

問題1 6  脳・神経疾患の病態について、誤っているのはどれか。 

 

 

1  脳梗塞は、小脳に好発する。 

 

2  アルツハイマー型認知症は、病変として老人斑を認める。 

 

3  硬膜外血腫は、頭蓋骨と硬膜との間にできた血腫である。 

 

4  神経膠腫(グリオーマ)は、原発性脳腫瘍のなかで最も頻度が高い。
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 1

 

 

 1  脳梗塞は、被殻、視床、脳幹(橋)、小脳、大脳皮質下に好発する。

 

2  アルツハイマー型認知症は、病変として老人斑を認める。 

 

3  硬膜外血腫は、頭蓋骨と硬膜との間にできた血腫である。 

 

4  神経膠腫(グリオーマ)は、原発性脳腫瘍のなかで最も頻度が高い。

 



※解説者注 選択肢1は正解(つまり誤っていない)のではないかと考えます。

 

 選択肢2~4が正解(内容的に正しい)ですので、消去法的に考えて1が答えとなるのでしょうか?



 

 

 

 






 

問題 17  循環障害について、正しいのはどれか。 

 

 

1  塞栓症とは、血管内腔で血液が凝固することをいう。  

 

2  塞栓症の原因で最も多いのは、脂肪である。

 

3  血栓は、動脈にしかできない。 

 

4  梗塞とは、血流が途絶えたために組織が壊死に陥る現象をいう。




 

 

 



 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 4

 

 

1  塞栓症とは、血管などの中に、外部から血液を介して飛んできた血栓、脂肪、細菌、空気などが詰まる病態いう。  

 

2  塞栓症の原因で最も多いのは、長時間の安静状態を保つことによって、足の静脈の流れが悪くなってしまうことである。

 

3  血栓は、動脈および静脈にできる。 

 

4  梗塞とは、血流が途絶えたために組織が壊死に陥る現象をいう。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





問題1 8  呼吸器疾患について、正しいのはどれか。

 

 

1  気管支喘息は、発作的に気管支が拡張して気管支の内腔が広くなって起きる。  

 

2  肺塞栓症は、喫煙と関連する。

 

3  肺の腺がんは、肺門に近い部位に発生する中枢型である。

 

4  胸膜中皮腫(悪性中皮腫)は、石綿(アスベスト)の暴露と関連がある。























 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
















・正解 4

 

 

1  気管支喘息は、発作的に気管支が縮小して気管支の内腔が狭くなって起きる。  

 

2  肺塞栓症は、喫煙と関連する。

 

3  肺の腺がんは、肺の奥のほう(肺野部)の細かく枝分かれした先 に発生する末梢型 である。

 

4  胸膜中皮腫(悪性中皮腫)は、石綿(アスベスト)の暴露と関連がある。



※解説者注 選択肢2は正解ではないでしょうか? 選択肢4は明らかに正解ですので答えは4となるのでしょうか???














 

問題19  浮腫の原因について、正しいのはどれか。 

 

 

1  血管壁の透過性の低下  

 

2  リンパ還流の障害 

 

3  血漿膠質浸透圧の上昇 

 

4  毛細血管内圧の低下












 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)














・正解 2
 

 

※浮腫=腫れ・むくみ 血液中の水分が血管の外に異常に浸み出した状態 
























問題 20  アレルギーについて、正しいのはどれか。

 

 

1  Ⅰ型アレルギーには、IgA 抗体が関与する。 

 

2  Ⅱ型アレルギーには、食物アレルギーがある。

 

3  Ⅲ型アレルギーには、全身性エリテマトーデスがある。 

 

4  Ⅳ型アレルギーは、アナフィラキシー型反応である。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 3


 

1  Ⅰ型アレルギーには、IgE 抗体が関与する。 

 

2  Ⅰ型アレルギーには、食物アレルギーがある。

 

3  Ⅲ型アレルギーには、全身性エリテマトーデスがある。

 

4  Ⅰ型アレルギーは、アナフィラキシー型反応である。



 

※Ⅰ型アレルギー=体内にアレルゲンが侵入して数時間以内に症状が出ることが特徴  即時型アレルギー反応と分類される

 

 

 

 






<おことわり>

 


筆者は医療実務に関しては疎いです!

また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。

自信がない解説には?をつけています。


その他、誤解も多いかも知れませんので、

疑義がある場合は、教科書などで、ご自身でお調べ願います。