問題 41  ボディメカニクスについて、適切なのはどれか。 

 

 

1 膝を立てないほうが、小さな力で体位変換ができる。    

 

 2 患者の移動を行う場合には、てこの原理を活用する。   

 

 3   患者を水平移動するときは、なるべく身体を患者から離して行う。

 

 4 患者を支えるときは、看護師の足の幅が狭いほうが安定する。




















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 2

 

 

1 膝を立てたほうが、小さな力で体位変換ができる。    

 

2 患者の移動を行う場合には、てこの原理を活用する。   

 

3   患者を水平移動するときは、なるべく身体を患者に密着して行う。

 

 4 患者を支えるときは、看護師の足の幅が広いほうが安定する。

 

 

























問題 42  身体計測について、適切なのはどれか。 

 

 

1 身長測定は、耳眼水平位にして測定する。 

 

2   女性の胸囲測定は、巻き尺を乳房下部に対して水平にあてる。 

 

3 仰臥位での腹囲測定をするときは、膝を曲げて測定をする。 

 

 4    握力を複数回測定する場合は、その平均値を記録する。  


















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)






















・正解 1
 

 

1 身長測定は、耳眼水平位にして測定する。

 

2   女性の胸囲測定は、巻き尺を肩甲骨直下を通るよう水平にあてる。 

 

3 仰臥位での腹囲測定をするときは、膝を伸ばして測定をする。 

 

 4    握力を複数回測定する場合は、その良い方を記録する。  


















 

問題 43  患者の経過や情報を要約したものはどれか。 

 

 

1  基礎情報  

 

2  クリニカルパス  

 

3  看護サマリー  

 

4  経過記録   












 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


  


















・正解 3

 

1  基礎情報 =患者や家族から得た、患者の個人情報など

 

2  クリニカルパス=標準的な診療計画  

 

3  看護サマリー  ※サマリー=要約

 

4  経過記録=看護問題の経過や治療・処置 看護実践を記録したもの   















 

問題 44  20 滴で1mL の輸液セットを使用し、輸液 500 mL を6時間で投与するときの滴下数で、 正しいのはどれか。 

 

 

1    24〜25 滴/分 

 

2  27〜28 滴/分  

 

3  30〜31 滴/分 

 

4  33〜34 滴/分

















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)




















・正解 2

 

     1mL = 20滴

     ×500    ×500
    500mL=10000滴

 

     6時間=360分

 

  10000(滴)÷360(分)≒27,7(滴/分)

   ※総滴下数を出して時間(分)で割る





















問題 45  胃洗浄について、適切なのはどれか。 

 

 

1  胃管は 12〜14 Fr の管を用いる。  

 

2  洗浄液は 37〜38 ℃ とする。

 

3  体位はファーラー位にする。

 

4  1回の洗浄液の量は 400〜500 mL とする。









 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)










・正解 2

 

 

1  胃管は34~36 Fr の管を用いる。  

 

2  洗浄液は 37〜38 ℃ とする。

 

3  体位は左側臥位にする。

 

4  1回の洗浄液の量は 200〜300 mL とする。

 

 

※Fr(ふれんち)=カテーテルやドレーンなどの管のサイズ(太さ) 3Fr=1㎜  30Fr=1㎝

 
























 

問題 46  体格指数(BMI)の計算式で、正しいのはどれか。 

 

 

1  体重(kg)÷身長(m)²      

 

2  体重(kg)÷身長(m) 

 

3  身長(cm)÷体重(kg)

 

4  身長(cm)÷体重(kg)²
















 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 1

 

 

※BMI=Body Mass Index(英語は覚えなくても良いと思います)

 

 

 








 

問題 47  腹腔穿刺について、誤っているのはどれか。 

 

 

1  体位は仰臥位にする。   

 

2  穿刺部位は、モンロー ― リヒター線の臍窩より 2/3 の部位である。  

 

3  穿刺前後に腹囲を測定する。   

 

4  排液中、血圧低下によるショックに注意する。



 

 

 



 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)















・正解 1

 

1  体位は基本的に仰臥位、場合により座位にする。

 

2  穿刺部位は、モンロー ― リヒター線の臍窩より 2/3 の部位である。  

 

3  穿刺前後に腹囲を測定する。   

 

4  排液中、血圧低下によるショックに注意する。

 

 

※腹腔穿刺=腹腔内に針を刺し、腹水を抜くこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

問題 48  ジャパン・コーマ・スケール(JCS,3-3-9 度方式)で、意識レベルⅢ−100 と判定され る状態はどれか。  

 

 

1  痛み刺激に対して払いのける動作をする。 

 

2  自分の名前や生年月日が言えない。 

 

3  大声で呼ぶか、身体を揺さぶれば開眼する。 

 

4  痛み刺激にまったく反応しない。























 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)
















・正解 1

 

 

1  痛み刺激に対して払いのける動作をする。 Ⅲ−100

 

2  自分の名前や生年月日が言えない。Ⅰ-3 

 

3  大声で呼ぶか、身体を揺さぶれば開眼する。Ⅱ-20 

 

4  痛み刺激にまったく反応しない。Ⅲ-300


















 

問題 49 検温法について、正しいのはどれか。 

 

 

1  便秘がある場合は、直腸で測定する。  

 

2  直腸、腋窩 、口腔のうち、口腔温が一番高い。  

 

3  腋窩温は、体温計を体軸に対し 90 度の角度で挿入する。 

 

4  口腔温は、体温計の感温部が舌下に当たるよう斜めに挿入する。












 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)














・正解 4
 

 

1  便秘がある場合は、直腸で測定しない。  

 

2  直腸、腋窩 、口腔のうち、直腸温が一番高い。   

 

3  腋窩温は、体温計を体軸に対し 30 度の角度で挿入する。 

 

4  口腔温は、体温計の感温部が舌下に当たるよう斜めに挿入する。

 

 

※検温の温度が高い順=①直腸 ②口腔 ③腋窩






















問題 50 感染の標準予防策(スタンダードプリコーション)について、適切なのはどれか。 

 

 

1  手指衛生(手洗い)が、最も重要である。 

 

2  すべての人の血液・汗を、感染の可能性のあるものとして扱う。 

 

3  患者に使用したリネン・衛生材料は、すべて焼却する。

 

4  手袋・マスクを着用すれば、個人防護具(PPE)としては十分である。














 (◍>◡<◍) (◍>◡<◍) (◍>◡<◍)


















・正解 1


 

1  手指衛生(手洗い)が、最も重要である。

 

2  すべての人の血液・体液・排泄物を、感染の可能性のあるものとして扱う。 

 

3  患者に使用したリネン・衛生材料は、すべて焼却するわけではない

 

4  手袋・マスク・ガウンまたはエプロンを着用すれば、個人防護具(PPE)としての基本である。 

 

 




 

 

 

 

 

 



<おことわり>


解説者は医療に関しては素人です(ネットで調べただけ)!

また、本試験に記載の漢字の読みがなは、省略している場合があります。

自信がない解説には?をつけています。

その他、誤解も多いかも知れません。


疑義がある場合は教科書などで、ご自分でお調べ願います。