60歳という節目を前に、健康寿命を考えると
もうそれほど時間が残されていないかもしれない
そんな思いが浮かんできて心がざわざわしています。
これまで日々の忙しさに流され
やりたいことや、やるべきことを
「また今度」と先送りにしてきました。
例えば断捨離
何度も挑戦すると宣言しては、後回しになり
気が付けば「片付けたいもの」で溢れた空間が目の前に。
なぜか「もったいない」という感情が最近強くなり
以前よりも捨てることに抵抗が出てきている自分もいます。
もっとくつろげる空間だったのに
自宅が落ち着かない場所になっています。
エッセイか何かにありましたが、引越しも
一つの合理的な手段だと考えるようになりました。
体力も気力も以前より衰えているので
片付けなければならない環境を無理やり作る
強引な方法も悪くないのかもしれません。
そんなことを考えると出てくるのが「終の棲家問題」
自分の人生の最後をどこで、どのように迎えるか
考え出すと止まらないので避けている現実
還暦前なのに不惑とは程遠いところにいます。
現実としっかり向き合う時間をもつこと
そんな簡単なことも難しいなら(怖いなら)
今日片付けるべきものを一つだけ
決めてみようかなと思うのでした。