エスパスフェリシモ周辺のTNR、捕獲は2日間に分けて実施しました。
1日目は自転車置き場にいた猫はすべて、駅を挟んだ反対側の公園では1匹だけ捕獲できました。
警戒心の強い猫の場合は、捕獲器を仕掛けてその場を解散し数時間後に確認に行くのですが、つかまっているのは猫とは限りません(エスパスフェリシモ周辺のTNRその1参照)
。
結局、2日目は捕獲できませんでした。
こうした現場では、本当なら何度も通って徹底的にTNRしないことには猫は減りません。
ただ、人員も予算も足りていない状況なので、すべての現場にこうした対応ができないことが悔やまれてなりません。
もっと多くの方のご理解・ご協力が得られることを望みます。
ここエスパスフェリシモ周辺の公園では、この猫たちのことを思い、助けようとしてくれている方がいます。
冬、猫たちが寒いだろうと手作りのダンボールハウスを設置してくれている方がいました。
ただ、残念なことに私たちが見たときには毛布は外に放り出され、明らかにカッターナイフのようなもので切られた状態でした。(無事なのはひとつだけ)
確かに猫を好ましく思わない方がいるのもわかります。でも、こんなことしなくても・・・
何か気に障ることがあるのなら、まずは言葉で話し合いませんか?
このように、姿が見えない暴力的な相手がいるというのはとても怖いです。
この周辺は通勤・通学路になっております。
付近の住民の皆さま、どうかお気を付け下さい。
ちなみに、ダンボールを設置する場合は何か表示をつけることをお勧めします。
たとえば「ここで暮らす猫たちのために寝床を設置させてください。暖かくなれば撤去します。」など、効果があるかはわかりませんが、このような一言があるだけでも多めに見てくれる方が増えるような気がします。
もちろん、不要になればきちんと処分もお願いします。
話が脱線しましたが、手術から3日後、猫たちを元の場所に戻す日が来ました。
この日もなぜか3月というのに雪が舞う寒い日となりました。
もっと荒れた天気でもどこかに隠れるなどして、これからもずっと外で生きていかなければならない猫たちです。
と、こちらが感傷に浸ってることなど露知らず、当の猫たちは捕獲器の扉を開けたとたん、あっという間に走り去って行きました。
ご協力くださったフェリシモさま、餌やりさん、ありがとうございました。
捕獲を手伝ってくれたスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
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