「真面目に」暗譜。 | 言葉と音で綴る 素敵LIFEダイアリー from 神戸

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言葉や音に思いをのせて。
心を、毎日を豊かに。

これまでピアノから学んできたことや、日々の気づきなどを綴っています。

久々にピアノネタです。


今年もコロナ禍の影響で、

7月に参加予定だった

母校の恩師を囲んでのピアノ演奏会が

来年の7月に延期になりました。


恩師や、同門の方々とお会いして、

一緒にドキドキ緊張感を共有し合ったり、

お話したりと、

楽しい充実したひとときを過ごしたい。

そして、恩師の、

あたたかな、やさしい笑顔が見たい。


でも、万一のことがあったら、

後悔してもしきれない。


ということで、

みなさまとの再会は、

来年へ持ち越しとなりました。


ということは、

今回、7月に向けて準備していた

ベートーヴェンの

ピアノソナタ第23番「熱情」は、

「お蔵入り決定」となりました。


「熱情」はというと、

一時期、スランプに陥り、

今までなんともなく弾けていたところが

ある日、急に弾けなくなり、

焦りに焦りなりながら、

またゼロから出直して、

最近ようやく調子を取り戻しつつ

あるところでした。


しかし、これはスランプではなく、

ベートーヴェンの曲に

取り組んでいるときに起こる、

あるあるのことで、


構築しては崩れ、

構築し直しては崩れ、といった具合に

らせんを描くように上昇しながら、

頂上をめざしていくというパターンに、

今回も当てはまっているのだと思います。


そして、

7月披露をめざしていたにしては

遅ればせながら、

今日から楽譜を離しての暗譜で

通して弾く練習に本腰を入れ始めました。


といいましても、

当面は人様の前で披露させていただく

機会もありませんが、

せっかくここまで練習してきたので、


譜面台に楽譜を置いたままの暗譜

ではなく、

「真面目に」

完全に楽譜を離しての暗譜で

弾けるようにしたいと思い、

やってみたものの、


自分の中では、

弾けているつもり

暗譜できているつもり

だったものの、


完全に楽譜を離しての暗譜では、

現実が露呈しました。

まだまだ甘かった。


もう何度も何度もイヤというほど、

経験してきているはずなのに。


やはり、本当の音楽づくりというのは、

暗譜して初めてスタートするんだなと

いうことをまたしても痛感しました。

ほんと何度やれば分かるんだ、わたし!

(喝っ!)


譜面台に置いたままでも、

楽譜を見ずに弾けてるから、暗譜できてる

というのは、怪しい!

譜面台に楽譜があるだけで、精神的には

楽譜が相当な「精神安定剤的役割」を

果たしてしまう。


「精神安定剤的役割」をする楽譜を

完全に側から離しての「真面目な暗譜」で

思うように、かつ、イメージするように、

いつもどおりに弾けて、

初めて「自分なりに弾けた」と

言えるのだと思う。


と、考え、

「真面目な暗譜」で

自分なりに弾けるように、

もうしばらく

ベートーヴェンを続けることにしました。


そして、並行して、

来年に向けての選曲のため、

気になっている曲をさらってみたり、

過去に弾いたことのある曲も、

今のわたしが弾いたらどうなるかを探るなど、

いろいろ鋭意挑戦中です。