中学生のとき、
夢中になって観ていたドラマがあります。
フジテレビ系列で放映されていた
鈴木保奈美さん主演の「ニュースの女」です。
大手テレビ局・チャンネル2の
看板ニュース番組「イブニング・ニュース」
のアンカー(メインニュースキャスター)
への就任が決まった麻生環は、
国際政治学者の恋人との結婚も決まり、
公私ともに順風満帆の
真っ只中にいたものの、
イブニング・ニュースのアンカー就任1日目に
結婚したばかりの夫が
交通事故で亡くなって・・・
というところからストーリーが
展開していきます。
環はサバサバしていて、
少々気が強すぎる性格(わがまま?)の
ような気もするけれど、
いきいきとしながら仕事をこなす様子や、
ジャーナリストとしてのプロ意識の
高さや使命感、
アナウンス技術の高さから、
周りの同僚や上司も環の仕事ぶりを
認めて評価しており、
また、夫の死により
同居することとなった夫の連れ子や
弁護士をしている夫の友人も
次第に環を応援するようになるなど、
「ドラマの中のおはなし」ではあるものの、
環の姿から、
仕事をするとはどういうことなのか、
伝えなければならない情報を、
必要な人に向けて、正確かつ正直に
伝えていくことの大切さ等々を
学んでいたように思います。
1998年放映ですので、
その頃と現在を比較すると、
情報発信の手段は随分様変わりし、
今や誰もがネットやSNSを通して
情報発信できるようになり、
メディアから発信される情報も
テレビや新聞のみでなく、
ネットから欲しい情報を欲しいときに
得られるようになりました。
これだけ大量のニュースが毎日止めどなく
発信され続けていますと、
すべてのニュースを
丸々鵜呑みにするのではなく、
ある特定の事実について、
本当に「真実」を伝えているニュースか、
あるいは、
その「事実」に対して記者が
ご自身の「私見」を述べている
ニュースなのかなど、
情報の取捨選択をするための
真実を見極める目を持つことが
大切な時代になったのではないかと
感じています。
人間はどうしても自分の考え方に近い
情報を探して集めようとする機能が
働きがちで、
第三者的な視点を持って
物事を見極めるということは、
高度なことですし、
また、さまざまな考え方をあることを
知ることも大切なことながら、
事実に対して自分は
どう思うか、どう考えるか、
といった点が大切なのではないかと
考えます。
そして、私自身は、
仕事で報道の業務に携わったことは
ありませんが、
これまで自分が広報担当として
仕事で情報発信する側に立っていたときは、
基本的にはマイナスな情報を発信する
機会がなかったということもありますが、
所属していた組織の性格や
情報を受信していただきたい方々が
どういった情報が喜ばれるかを考え、
発信した情報を受け取られた受信者にとって、
その情報を受け取ったことにより、
「なにか良いこと」があること。
かつ、
発信した側にも「良いこと」があれば良いな、
といった思いで携わってきました。
事実は事実として
正確に伝えなければならないという
使命を全うするとともに、
自らが発信した情報、
また、その言葉の数々によって、
誰かを温かな気持ちにできたり、
今よりももっと「良いこと」が
双方にもたらされるような情報発信を
していける広報パーソンでありたいと
思っています。
私は3月末付けで前職を退職し、
4月から学生生活を送っておりますが、
これまでの経験にさらなる積み重ねを
図っていくとともに、
新たな視点を積極的に取り入れ、
より幅広い視野と関連の技術を
合わせ持った広報パーソンになることを
目標に切磋琢磨していく所存です。
自分が発信して情報によって、
あるいは、
私にできることで、
誰かを温かな気持ちにできたり、
双方にとって喜びや今よりもさらに
「良いこと」をもたらすことが
できるようになることを願って。