56歳女性の裏ハムラ法手術症例です。

 

 

 

 
 
 
 

下眼瞼は加齢により眼窩隔膜(眼窩脂肪を包んでいる線維性の組織)が弛緩してきて眼窩脂肪の突出をきたし、これがいわゆる目袋の膨らみとなります。
また膨らみの尾側(下方)では鼻瞼溝や瞼頬溝といった窪みが目立ってきて、こちらが下まぶたのクマの原因になります。
 

ハムラ法というのはこの突出した眼窩脂肪を窪みの位置に移動(再配置)する概念で、この操作を瞼の裏側から行う術式が裏ハムラ法になります。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法なのですが、欠点もあります。
それは膨らんだ目袋を平らに整地しなおすわけですから、若干の皮膚のだぶつきが生じる可能性があるということです。
膨らんだ紙風船の空気を抜くとしわしわになることを想像してみるとわかりやすいと思います。
もちろん皮膚にはある程度の伸縮性があるので紙風船のようにしわくちゃになることはないですが、小じわが若干増える可能性はあります。


小じわが増えやすい症例としては
①目袋の膨らみがかなり大きく、眼窩脂肪の移動だけでなく一部の眼窩脂肪の摘出を伴う様な症例
②すでに皮膚のたるみやしわがある症例
③40~50才代以降の症例(皮膚の伸縮性の低下が原因?)
などが考えられますので、これに当てはまる場合には術前に十分説明させていただいています。
 

 

 

このモニター様の場合は目袋の膨らみもそれほど強くはなく眼窩脂肪の摘出は行わず脂肪の移動のみを行ったこともあり、写真を拡大してみてもほとんど小じわの増加は認められないように感じます。

 

 

 


 

 

20歳女性の眼瞼下垂症手術症例です。
この患者さんは過去に2度ほど他院で埋没法による二重術を行っているのですが、もうすでに二重が消えかかっているのと瞼の開きに対して二重幅が広いため眠たい印象の目元になっています。
そこで眼瞼挙筋を短縮して瞼の開きをよくして黒目が一杯見えるようにすることと同時にクッキリとした重瞼線の形成を行いました。

 

 

 

厚ぼったい瞼ではないので眼窩脂肪の脱脂は行わず、一部の瞼板前軟部組織と眼輪筋の切除にとどめています。
皮膚の切除も特に必要ないので行っていません。
過去の埋没法の糸は出来るだけ抜糸しました。


 

 

 

術後はやはり腫れが長引きますが3ヶ月後にはパッチリした目元になってご本人様も満足されておられました。
欲を言えば右目の開きがほんの少し弱いでしょうか?
もちろんご本人様が希望されれば追加費用なしでの修正術で対応可能です。
傷跡も目立たずきれいに治っています。

 

 

46歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
 

 

 
 

裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法で、皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた手術法です。

当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)が起こってしまうのをなるべく予防する目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血はほぼ皆無でむくみ程度の腫れがわずかに認められる程度でした。

 

テープがはがれればお化粧もできますので、これならすでにマスク・サングラスなしでもなんとか人にも会えそうです。
 

一般的には形の完成は1~2カ月先といったところですが、この方の場合腫れが引くのも早く術後10日目にはすでに完成に近いのが見てとれるかと思います。

50歳男性の裏ハムラ法手術症例です。





裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。


下眼瞼の断面構造は表から皮膚、眼輪筋、眼窩隔膜に包まれた眼窩脂肪そして一番裏側の結膜へと続きます。
裏ハムラ法は結膜を切開し眼窩脂肪の位置を尾側方向に移動させる方法なのでこれより表層の眼輪筋や皮膚には手を加えません。
つまり中身を平らにならすだけで表のカバーはそのままです。
このカバーが薄くしなやかであれば平らになった中身の形がそのまま再現されますが、カバーに凹凸の癖が残存している場合にはいくら中身を平らに整地してもカバーの凹凸の癖が一部残る場合があります。
癖が残りやすいのはもともとの凹凸の具合が大きくしかも長期間その状態が続いていた場合や皮膚や眼輪筋が分厚いことなどがあげられるかと思います。

 

 

 


私の経験則からいうと男性の裏ハムラ症例はこの皮膚が分厚いという原因のため女性よりもやや完全なフラットになりにくい印象を受けますが、この患者さんの場合は術後のダウンタイムも短くまあまあ良い結果が出たのではないかと思います。

 

 

 

48歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。





当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)が起こってしまうのをなるべく予防する目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血や腫れはほとんど目立っていませんでした。

 

 

 


もちろんむくみのような腫れはありますので一般的には形の完成は1~2カ月先といったところですが、この方の場合腫れが引くのも早く術後13日目にはすでに完成に近いのが見てとれるかと思います。

 

 

 

45歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。

 

 

 

 
 

当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)予防目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合、術後2日目にテープをはがした際には両側の目頭に軽度の皮下出血とむくみが見られましたがテープが外れればお化粧が出来ますのでこれくらいであればコンシーラーなどのメークで何とかごまかせるのではないでしょうか。

 

 
 
 
 

 

術後1ヶ月目でもわずかにむくみのような腫れがあるように感じますが3ヶ月検診ではほぼフラットな仕上がりになっていました。

 

 
 

 
 

 

 

 

 

37歳女性の整鼻術(鼻形成術)の症例です。

以前は鼻の美容外科手術と言えばI型のシリコンプロテーゼを用いて鼻背を高くする方法もしくはL型のシリコンプロテーゼを用いて鼻背から鼻尖までを高くする単純な隆鼻術が主でしたが、近年は外鼻をトータルで形成する整鼻術が主流となっています。以前の術式との大きな違いは、鼻先までシリコンプロテーゼを挿入する方法から、鼻尖形態は自家組織で形成する術式に代わってきていることです。

鼻の美容手術は様々な方法がありますので、患者さんの悩みや希望を聞きながら外鼻の形態をトータルで考えて単独あるいは複数の術式の組み合わせを提案していきます。

この患者さんの場合は、鼻すじを通すこと、団子鼻(鼻尖にボリュームがあり丸いこと)およびあぐら鼻(小鼻が張り出していること)の改善を希望されましたので、I型のシリコンプロテーゼを用いた隆鼻術、鼻尖縮小術および鼻翼縮小術を行いました。

 

 

 


術後写真では鼻根部の鼻すじがスッキリと通り鼻尖のボリュームも軽減し、小鼻の張り出しも目立たなくなっています。

一番懸念される小鼻の傷跡もほとんど目立っていないのが見てとれるかと思います。


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39歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。

 

 

 


当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)予防目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血や腫れはほとんど目立っていませんでした。
 
 
 

もちろんむくみのような腫れはありますので一般的には形の完成は1~2カ月先といったところですが、この方の場合腫れが引くのも早く術後10日目にはすでに完成に近いのが見てとれるかと思います。
 
 
 

 

 

46歳女性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。

 

 

 

 

 

当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)予防目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血や腫れは目立っていませんでした。

 

 

 
 

 

わずかに両目の目尻側に皮下出血が認められますが、テープが外れればお化粧が出来ますのでこれくらいであればコンシーラーなどのメークでごまかしてその日から人に会っても手術したことがばれないのではと思うくらいでした。


もちろんむくみのような腫れはありますので一般的には形の完成は1~2カ月先といったところですが、この方の場合腫れが引くのも早く術後11日目にはすでに完成に近いのが見てとれるかと思います。
 

 

 

 

 

47歳男性の裏ハムラ法手術症例です。
裏ハムラ法は下瞼の裏側から目袋の膨らみの原因である突出した眼窩脂肪をその尾側の窪みの位置に移動(再配置)する方法です。
皮膚側から操作しないのでダウンタイムが短くて済む優れた方法です。

 

 

 

 

 

当院では血腫(術後に再出血しその血液が創部の中に溜まって固まってしまう合併症)予防目的に2日間ほど下瞼にテープによる圧迫固定を行っているのですが、この患者さんの場合テープをはがした際には術後2日目にもかかわらず皮下出血や腫れはほとんど認められませんでした。

 

 

 
 

 
 

 

 

一般的に男性は化粧をしない場合が多いので術後の内出血などをごまかすのが女性よりは不利かと思われるのですが、この方の場合はテープが外れた直後から人に会っても手術したことがばれないのではと思うくらいでした。

もちろんむくみのような腫れはありますので一般的には形の完成は1~2カ月先といったところでしょうか。