ランブイエ城 | 神戸カウンセリング花時計

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ランブイエ城は、パリ近郊の国有林となっている
14,000haのランブイエの森に
1375年に建てられたお城で、
ルイ16世やナポレオン1世等も利用していました。



現在は、フランス大統領の別邸となり、
1975年の先進国首脳会議等、
度々、国際的な交渉の場となっています。


自然豊かなランブイエの森には、
鹿やイノシシ等の動物が多数生息していますが、
襲われた鹿の死体の様子や足跡から
新たに狼が住みついた可能性が出てきました。


フランスでは、ヨーロッパ・ハイイロオオカミは、
1930年代には、狩猟によって
絶滅したとされていましたが、
1992年に、雌雄の狼がイタリアから国境を越えて
フランスに侵入したことが確認されていました。


三匹の子豚や赤ずきんちゃんの物語でも
オオカミは悪者として登場するように
人間や家畜を襲う害獣とされ、狩りや駆除の対象となり、
日本と同じ様に絶滅していたことになります。


過去に絶滅させてしまったことを反省して
ランブイエの森に住みついた
雌雄のオオカミがアダムとイブとなって
個体数を増やし、

生態系の回復となるのは
歓迎すべきことなのでしょうが、
それによってまた色々と問題が起きることに
なるだろうから痛し痒しなんでしょうね。


またパリ西部郊外の小さな村『エマンセ』には、
野生のワラビーが多数生息しているようです。


これらは、1970年代に
近くの動物保護区で飼育されていたワラビーの一部が
周囲の森に逃げ出し、
森で繁殖を続けたことによるもので、

フランスの動物規制では、狩猟対象動物、
駆除対象動物、保護対象動物、ペットの
いずれかに分類されることになりますが

ワラビーは、どこにも分類されていなかったことから
手出しが出来なかった所為なのか、
その数をどんどんと増やし、
増えすぎたワラビーに地元の人達は、
頭を悩ましていました。

それが地元住民の若者が面白半分でした
ちょっとした有ることが切っ掛けで
頭を悩ましていたワラビーに対して
リフレーミング(観の転換)が起きたことで
現在では地元のマスコット的存在と
なっているようです。


マスコット的存在となったからと言って
何らかの実害がなくなった訳じゃないはずなので
どのように共存しているのかに興味が湧きます。


仲良くやっていた人と、
何か一つの誤解やボタンの掛け違いから
絶好状態や反目状態になってしまったり、


逆にあれほど嫌っていたのに
ちょっとしたことをきっかけにして
それまでが嘘のように仲良くなることもあったりと、
大転換が起きることも珍しくなさそうです。




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