2002年 東京の台東区在住の女性が
レントゲンを撮らずに傷む歯とは別の歯を
抜歯されたとして歯科医師を訴えました。
裁判所は、歯科医師に慰謝料150万円を
支払うように命令しました。
何でまたこんなことが起きてしまったのだろうか。
裁判の内容が詳しく分からないので何ですが、
女性が訴えた傷みとは全く関係のない
別の歯を抜歯されたということではなくて
歯科医師的には、
女性の歯の痛みを取り除くためには、
女性が言う別の歯も抜歯する必要があると
判断したと釈明が有りそうにも思いますが………
歯科医師が
どのような釈明をしたのか分かりませんし、
全面的に非を認めて謝罪したのかも知れません。
裁判所は、
歯科医師の過失を認定したということなので
女性の訴え通り、もしくは近いことが
起きていたようなので
ちょっといい加減過ぎるは、言い過ぎかもしれないので
歯科治療の経験を積み重ね、
自分の見立てを過信し過ぎた結果なのかも知れません。
でもなあ正確な治療のためだけではなくて
レントゲン撮影をすると
何らかの収入が得られるはずなので
利益の面から考えても
レントゲン撮影はするかと思うので
何故、レントゲンで確かめなかったのかが不明。
被害者の女性にとって
慰謝料150万円がどうなんでしょうね。
素人感覚で気持ち的には、
250万円から300万円位でも妥当な気もします。
なんにせよある程度の慰謝料が認められたことは
何らかの救いにはなりますが、
間違って抜歯された別の歯は元に戻らないんですよね。
食事をする度に被害に遭った出来事と
歯科医師のことを
思い出してしまうかも知れませんね。
ただ歯科医師のことや歯科医師が行ったことを
悪く悪く捉えてしまうと、怒りが大きくなるし
恨みの感情や後悔等で心が苛まれると
ことは失った歯の被害だけに留まらず、
笑顔までも失ってしまうことになりかねないので
それは避けて欲しいところです。
裁判所は、審議を終えて次の審議へと向かい、
歯科医師は、慰謝料を支払い一区切りをつけて
大きな恥ずべきことを
自分の血肉に変えて次へと動き出します。
歯科医師よりも明日へと
気持ち良く動き出して良いはずの
被害者の女性の心だけが問題の時に留まってしまっては、
あまりにももったいないと思うのです。
何らかの被害者の方々が、
そういうことになりがちだとは思われますが
綺麗さっぱりは無理にしても
ゆるやかで十分なので害成す事柄を振り切って
過去へと追いやり時計の針を
進めることができたらと思います。
催眠療法&心理療法
神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
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