ちょっと訴えてみた。 | 神戸カウンセリング花時計

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アメリカでは日本の感覚では
ビックリするような民事裁判が
数多く行われているのはよく知られていて、
その中には「嘘だろう!」と
思えるような裁判結果も数多くある所為なのか、
難癖かと思えるような案件で企業を訴えようと
被害者を焚きつける弁護士もいるようです。

ゆえに企業も防衛強化に
努めているはずなのですが、
それが甘いのか、店舗数が多い所為なのか、
アメリカ・マクドナルドは、
これまで数度痛い目にあわされています。

私の記憶に残る裁判としては、

◯提供した珈琲が厚すぎて火傷をした女性に
 3億円の支払いを命令。
(後に6,400万円に減額)

もう一つは、アメリカではなくブラジルですが、

◯マクドナルドの店長をしていた32歳の男性が、
 勤務していた12年間に30kgも体重が
 増えたとして訴えた裁判で、
 マクドナルド側に140万円の支払い判決。

これらの経緯を調べてみると、
訴えた側の言い分も理解出来る点は
あるのですが支払い命令の金額が
「うひょう~。」

そして、今年の一月、ルーカス氏が
アメリカのロサンゼルスのマクドナルドで

◯注文した商品にナプキンが一枚しか
 附いてなかったので店員にナプキンを要求。

 その時に対応したマネージャーに
 「もう渡したはずだ。」と一蹴されて激怒し、
 弁護士の指導なのか、差別問題を加えて
 1億5千万の訴訟を起こしています。

マクドナルド以外でも数々あって、
その中でも記憶に残る民事裁判としては、

◯休暇中に旅行に出かけたある家族の家に
 忍び込んだ泥棒がガレージから出れなくなり
 8日間閉じ込められガレージの中にあった
 ペプシとドッグフードだけで過ごした。

 このことに激怒した泥棒が、
 精神的苦痛を受けたとして
 その家の保険会社を相手に民事裁判を起こし、
 保険会社から泥棒に470万円の支払い命令。

アメリカのテキサス州では、

◯主婦が家具屋の店内を歩いている時、
 走ってきた子供にぶつかり足首を骨折し、
 この怪我の責任は店にあるとして
 訴訟を起こし店側が敗訴。
 女性は、680万円の慰謝料を勝ち取る。

(驚きなのが、店内を走り回りぶつかった子供は
 骨折した主婦の我が子。)

関わった数人でしかない判事が
下した判決と言えども非常に重く、
損害賠償の金額がどうのこうのだけで終わらずに
それが社会の常識として広まっていくことに
なるのが恐ろしい感じもします。

いじめの加害者を学校あげて全力で守ったり、
自分の保身のために
事件を無かったことにしようとしたり、

加害者が被害者を装い真の被害者を攻撃し、
真の被害者が被害を受けた上にさらなる
物心損害を受けることにならないように、

正義、常識の旗振り役の日本の判事には
たとえ小さな案件だとしても
社会的影響力の大きさの理解と責任を
十分に自覚して頂き
判決を下して欲しいと願っています。

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