![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190708/13/kobehana-dokei/6d/f9/p/o0400026614495716297.png?caw=800)
アメリカでは日本の感覚では
ビックリするような民事裁判が
数多く行われているのはよく知られていて、
その中には「嘘だろう!」と
思えるような裁判結果も数多くある所為なのか、
難癖かと思えるような案件で企業を訴えようと
被害者を焚きつける弁護士もいるようです。
ゆえに企業も防衛強化に
努めているはずなのですが、
それが甘いのか、店舗数が多い所為なのか、
アメリカ・マクドナルドは、
これまで数度痛い目にあわされています。
私の記憶に残る裁判としては、
◯提供した珈琲が厚すぎて火傷をした女性に
3億円の支払いを命令。
(後に6,400万円に減額)
もう一つは、アメリカではなくブラジルですが、
◯マクドナルドの店長をしていた32歳の男性が、
勤務していた12年間に30kgも体重が
増えたとして訴えた裁判で、
マクドナルド側に140万円の支払い判決。
これらの経緯を調べてみると、
訴えた側の言い分も理解出来る点は
あるのですが支払い命令の金額が
「うひょう~。」
そして、今年の一月、ルーカス氏が
アメリカのロサンゼルスのマクドナルドで
◯注文した商品にナプキンが一枚しか
附いてなかったので店員にナプキンを要求。
その時に対応したマネージャーに
「もう渡したはずだ。」と一蹴されて激怒し、
弁護士の指導なのか、差別問題を加えて
1億5千万の訴訟を起こしています。
マクドナルド以外でも数々あって、
その中でも記憶に残る民事裁判としては、
◯休暇中に旅行に出かけたある家族の家に
忍び込んだ泥棒がガレージから出れなくなり
8日間閉じ込められガレージの中にあった
ペプシとドッグフードだけで過ごした。
このことに激怒した泥棒が、
精神的苦痛を受けたとして
その家の保険会社を相手に民事裁判を起こし、
保険会社から泥棒に470万円の支払い命令。
アメリカのテキサス州では、
◯主婦が家具屋の店内を歩いている時、
走ってきた子供にぶつかり足首を骨折し、
この怪我の責任は店にあるとして
訴訟を起こし店側が敗訴。
女性は、680万円の慰謝料を勝ち取る。
(驚きなのが、店内を走り回りぶつかった子供は
骨折した主婦の我が子。)
関わった数人でしかない判事が
下した判決と言えども非常に重く、
損害賠償の金額がどうのこうのだけで終わらずに
それが社会の常識として広まっていくことに
なるのが恐ろしい感じもします。
いじめの加害者を学校あげて全力で守ったり、
自分の保身のために
事件を無かったことにしようとしたり、
加害者が被害者を装い真の被害者を攻撃し、
真の被害者が被害を受けた上にさらなる
物心損害を受けることにならないように、
正義、常識の旗振り役の日本の判事には
たとえ小さな案件だとしても
社会的影響力の大きさの理解と責任を
十分に自覚して頂き
判決を下して欲しいと願っています。
催眠療法&心理療法
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