工学部建築学科の新2回生#99川岡蓮です。今回、新入生に向けたブログということで、新2回生の入部経緯だったり、この部活の良さをたくさん見られると思います。もし、少しでも興味を持ってくれたら、TwitterやInstagramの新歓アカウントに質問してくれたら嬉しいです。そして、実際に練習に足を運んでみてください。



 
 さて、僕は小さい頃からフットサルという競技に触れてきた少し珍しい人間なので「フットサルってどんなスポーツなの?」ということをお話ししたいと思います。完全に主観なので参考程度にお願いします。

 早速ですが、「フットサル」と聞いてどんな印象を持つでしょうか。サッカーの縮小版であったり、イケメンな社会人が趣味でやってそうなスポーツであったり、中には全く想像できない人もいるかもしれません。僕がフットサルを全く知らない人に簡単に説明するときは「サッカーとバスケを良いとこ取りしたスポーツだよ。」と答えます。ルールはサッカーに似ていて、1チームの人数やプレーする場所はバスケに近いこともありこのように答えています。実際に、サッカー、バスケの戦術や技術にはフットサルと共通するものが数多くあり、ルール以外のところでも類似点がたくさんあります。

 では、具体的にサッカーとバスケのどんなところを良いとこ取りしているのか自分なりに答えようと思います。

 サッカーというスポーツは11対11で行うものですが、常に全員がプレーに絡んでいるわけではありません。もちろん、11人全員が連動することでチームの戦術が成り立つわけですが、プレーを細分化すれば、1つ1つのプレーは5、6人程度の関係の中で成立していることが多いのではないかと思います。そう考えれば、サッカーの中で戦術的に濃い関係性、連動を保っている人数と広さで戦うフットサルというスポーツはサッカーの魅力を濃密に凝縮したものなのではないでしょうか。

 バスケは試合の展開がとても早いのが特徴の一つです。攻守が目まぐるしく入れ替わるので見てて全く飽きません。さらに、人数が5人と比較的少数であることから1人1人の責任はチームスポーツの中でもトップクラスです。展開が早く、1人のミスが致命的となりえるバスケは試合中、常に緊張感のある状況でのプレーとなります。プレイヤーとしては、とてもプレッシャーのかかるスポーツですが、その分、多くの達成感を得ることができます。
 また、いくつかの時間的制約があるのもバスケの特徴です。フットサルと共通している部分としてはプレーイングタイム(プレーが続いている間のみ時計が進む)であること、タイムアウトをとれることの2点です。一見、これになんの魅力があるのかと思われるかもしれませんが、バスケやフットサルを奥深いスポーツにしている要因の1つです。プレーイングタイムを採用していることで残り数秒での劇的な展開、いわゆるブザービーターによるドラマが生まれます。(正確にはフットサルでブザービーターは適用されませんが、、)さらに、タイムアウトが使えることにより、試合の流れを切って反撃の狼煙を上げることも可能です。これらの時間的制約はカッコつけて言えば、本来、3次元で行われるスポーツを4次元に拡張していると言うことができます。3次元的な要素にとどまらず、4次元的な時間のコントロールも勝敗を分ける要因になるのがこれらのスポーツの魅力ではないでしょうか。

 まとまりがなくて申し訳ないんですが、なんとなく、サッカーとバスケの良いとこ取りしている感じは伝わったでしょうか。正直、スポーツの魅力は実際にプレーしたり、観戦して初めて感じるものだと思います。こんなのは、ほんの一部なので、新入生にはどんな形でもいいのでフットサルの魅力を体感してほしいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。