家庭用は、どこまでいっても家庭用、デザインとパッケージで売るのである。
パッケージの煽り文句は、凄そうなのだけど、技術の本質はそこには無い。
新技術のスペックを羅列しただけである。そこにはあるものは、売れれば何でも良いという、浅ましさが見え隠れする。
それを崇拝している素人もどうかと思う。たまに素人の評価が本質言い当ててることがあるが、そんなのは稀である。
みんなが賢くなれば、そのような製品も排除できる。
安物の最上位を買ってもやっぱり安物なのである。
上には上があって、別次元がある。なかなか、ふれる機会がない。
神戸ファーストステップは、そのへん橋渡しができたらと思う。

眠たいお題目は、おいといて、安定させたいなら業務用を買えと言うことで。

5年使えたら、業務用でもとは十分とれますよ。

1.業務用
  シスコ(技術者つきで買えさもないと素人には設定すら厳しい)
  アライドテレシス(公共機関は、だいたいこれ抜群の安定性)
  YAMAHA(抜群の安定性、素人が使うにはハードルが高い)
  ネットギア(業務用でも安い方、でも高いのを買え)
  日立(OEM品)
  NEC(OEM品)
  マイクロリサーチ(マニア向け)←価格が手頃で安定している。(家庭用と業務用の境界)

2.家庭用
  NEC(フラグシップ機以外、そこそこ安定している。安いもの程枯れていて安定している。)
  バッファロー(それなり、あたりの機械は延々動く、ハズレは1ヶ月持たいない。)
  エレコム(価格なり)
  I/Oデータ(意外と安定しているが積極的に使おうと思わない)
  ネットギア(家庭用でもライフタイム保証、故障率が問題?)
  コレガ(アライドテレシスの子会社だか、製品は別物、次元が違う)

家庭用は、新機能を搭載してくるので、単体ベンチマークでは、ヘタすれば業務用より高性能マークするが、複数台を接続すると、とたんに安定性をうしなったり、速度低下をまねく。
ルータのハブはおまけ程度のものであり、そこに多数高負荷なものを接続すると不安定になる。
できれば、ルータ直下には、安定したスッチングハブもしくは、インリジェンススイッチを設置するのが良い。

無線ルータは、無線のデコード処理と、エラーの再送が増えると極端な機能低下をおこすので、できれば有線ルータと分離し、アクセスポイントとして使うのが望ましい。

ルータは、値段が高いものが良いとは限らない。かといって新製品が良いとも限らない。

ルータがネットワーク全体の安定性と速さを決めるといっても過言ではない。
ルータを酷使するとネットワークの速度が低下するので、機能分散をはかるのが、安いルータを使う上での必修条件である。

50万を超えるルータを買える会社であれば、全然問題ないと思いますが、そのような会社は少数です。

バッファロー製の家庭用ルータで、社内LANを作ってしまって、残念な事になっている会社をよく見かけます。
ルータとネットワーク機器には、ちゃんとお金をかけないと、生産効率も悪いし、ストレスもたまります。

スマホの通信より、社内ネットワークが遅くてどうするのこの先。

こんな会社が神戸にはたくさんあります。

神戸全体の草の根レベルのITインフラの底上げをしたいのですが、経営者がなかなか、理解してくれないのも現実。

ネットワークにきっちり、投資しないと、無駄に人件費がかかって損しますよ。
会社の血管なんでですから、情報が滞ると、会社が衰退し、やがて死にます。

まさに、神戸がそんな感じです。儲からないから投資しない、投資しないから効率が悪い、負のループをいつまで、繰り返すのか、何が正しいのか、よく考えてください。
神戸で急成長したベンチャー企業は何社も助けました。
急成長した会社は必ず社内LANが破綻しています。

本当にたすけなければいけない、中小企業の経営者は鈍感です。

無線ネットワークだけで業務の全てが、まかなえるのは、まだ少々未来の話です。
電波法を改正しないと、無線LANは電波出力の問題で、電話の子機レベル出力ですからね。
飛ぶ距離限られてます。アンテナの近くに寄らないと速度が全然でないです。鉄骨構造ですと2階にすらまともに電波が届きません。

有線LANをしっかりはって、無線アクセスポイントを設置してください。
無線だけで中継するのは、金がかかる上に、安定もしません。