職人の仕事を値切るということは、絶対してはいけない行為だと思います。

掛けた手間=品質
正直に反映されてきます。

時間がかかってしまって、データ復旧に関しては、時給換算で100円以下って場合もある訳です。それでも、見積もりした金額から大幅に変更しないようにしています。

安くて仕事の質が良い業者を目指しているのですが、なかなか、難しい。
金額≠品質(クオリティ)

きちんと直して差し上げたい気持ち=品質(品質)
なのです。うちの場合。
時々商売度外視して修理しています。プライドの問題です。

たとえば、
「30台パソコン修理持っていくからまけてください。」
という依頼があったとします。
当然、当方の規模では30台を短い納期で仕上げることができません。

その為に人を雇い教育し、広いスペースを借りることをすれば、完全に赤字です。

その場合は、
「1日1台 修理するので、チェックを含めて、2ヶ月納期をください。」
「その間、他のお客様を挟むことが難しくなるので、お値引きは微々たるものになります。」

となるわけです。

時間を頂ける、お客様は、それでもお受けしますが、

1日で仕上げて欲しいという場合は、
「お断りします。」
「もっと大規模なところにお願いしてください。」

となります。

そういう場合は、全部新品を買ってきて、セットアップしてくださいのほうが工賃が安いと思います。

修理というのは、手間仕事です。
1台1台状態が違います。ましてや、原因も違います。
新品と違って、手間がものすごくかかるのです。

クオリティの高い仕事を、安い値段でやろうとしている店を、値切るとぼったりの店しかなくなります。

出張修理の場合は、1人のお客様の1台のパソコンのみを修理するわけですから、当然値段は高くなる訳です、しかし、当方では出張料が追加される程度でやっております。

ましてや、出張に行って修理出来ない場合(お客様が留守、担当者がいない)は、完全に赤字です。

適正な価格はお客様が決めることですが、値切ってばかりいると、そのうち高いツケを払わされるのは、貴方です。

技術に対してお金を払うという感覚が薄いのは仕方がない事なんだろうか?

ソフト屋が人月商売になってしまうのは、日本人が技術職を低く見すぎてるせいではないでしょうか?
プログラマーやデザイナーの使い捨ては、そろそろ辞めたほうが日本の為になるのでは?

いろいろ考えてしまう。
休みの日がリフレッシュ出来ないと、くだらない事グルグル考えてダメですね。

営業方針は、困った人を助ける。

これだけで、やっていけたらいいなぁ。