北海道の雄大な自然トワイライトエクスプレスの非日常的な空間に身をおいて、
ご自身の終活について考えてみるツアーに同行してきました。
エンディングノート普及協会としては2回目のツアー。
私にとっては初めての北海道となりました。
今回は日本旅行の添乗員さんも同行。
いろいろとお世話頂きました。
一日目: 神戸空港~札幌~美瑛の丘のおもちゃやさん~夕食~ホテルでエンディングノート作成
ANA利用で札幌まで。そこから観光バスで道央の美瑛まで。
雪解け途中の景色が拡がります。
美瑛の丘のおもちゃやさんで豊かな人生のお話をお伺いし、
その後はゆっくり景色を味わうように散歩タイム。
光の加減によって、雪景色にも海のようにも見える麦畑。
きっとまたここへは来るんだろうな。
そんな想いを持ちながら沈む夕日を惜しみつつシャッターを切ります。(スマホの)
そのまま、美瑛の食材を使ったレストランで夕食。
生野菜はほぼありません。
ふだんなんでも出てくる食事とl比べたら、最初はもっと野菜が食べたいなと思うところですが、
地産地消(それも雪の季節)なんですから納得です。
食後ホテルへ。ここからエンディングノート作成時間です。
それぞれの方がそれぞれの想いを込めて書かれたエンディングノート。
きっとこれからの未来に大きくかかわることになったと感じました。
二日目: 蒼い池周辺~札幌~トワイライトエクスプレス乗車 一路大阪へ
残念ながら蒼い池は雪のため白い池でしたが、パリンパリンの氷を踏みしめて歩くことは、最近の神戸では珍しいこと。そんな些細なことでも新鮮に感じられる北海道。
その後、クラーク博士に挨拶をして、札幌へ。
昼食も終わりいよいよトワイライトエクスプレスに乗車です。
普段でもなかなか電車にのる機会が少なく、ましてや寝台車は初めての経験。
ミニマムにまとめられた室内。
夕食はフレンチのコース料理をいただき、個々それぞれ思い思いの場所でくつろぎタイム。
ただ、そこにあるものが全て。
人もモノも・・・・
車窓の景色だけがどんどん変化していきます。
ほぼ24時間をトワイライトエクスプレスの中で過ごして考えたことがあります。
人はそれぞれ器の大きさは違うけど、人生において持てるモノにはあまり差がないんだなということです。
トワイライトの客室の広さや設備はミニマムで必要最低限のものだけです。
持ち込んだ荷物も着替えやその他、必要最低限。
たぶん参加のみなさま、洋服などにそれほど枚数の差はなかったはず。
それは旅行の内容を考えて、適量を備えた結果のこと。
結局、普段ではフォーカスしなかったことに目が行き、必要を見極めることができた・・・
それはトワイライトエクスプレスのような限られた空間と時間の中だからこそ体感できたことだと思います。
ツアーの皆様それぞれに感想があると思いますが、この経験が未来への糧となりますように。
ご参加のみなさま 関係者のみなさま ブログを読んでくださったみなさま ありがとうございました