伊勢奥津駅は、帰りの便の都合で30分ほとしか時間がなくて、簡単に中田会長の話を聞き、おりから激しく振る出した雨の中を帰りのバスに乗り込みました。
松阪駅に帰ってきてから、駅前の「てつどう館」(民間の喫茶店)で名松線を元気にする会の方々が数名待ち受けておられて、伊勢の鉄道や模型の走る鉄道ファンならとっても喜びそうな雰囲気の中で交流・懇談を行いました。
元気にする会の事務局長の堀田祐治さんが名松線の歴史、台風でストップし、廃線も検討されていた名松線を存続させるために、多くの市民が立ち上がったことなどを感動的にお話しされました。堀田さんによれば、四日市市などの自治体もこの住民の熱意にこたえてこの市民の運動に補助金を出すなどの支援をしているとのことです。
お話のなかで一番みんなの印象に残ったのは、これまで数年の元気にする会の活動で「いべんと」にとりくむ回数がとっても多かったことです。








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ボンネットバスを京都からよんで体験乗車、各地域の夏祭りへの参加・グッズ販売、名松線パネル展開催、七夕や月見など季節々のイベント、鉄道模型運転体験会、ミニSL運行、お伊勢さんマラソンへの参加、映画トラック野郎出演のトラック走行、オート三輪など旧型の商用車体験乗車、各地のゆるキャラ大集合(奈良のセント君も来てくれた)などなど、とてもたくさんのイベントを行っていました。
参加した人が口々に「そんなにやってお金は大丈夫?」と聞きましたが、「津市が、20万円補助金を出してくれるのでやれている」とのこと。それにしても、とてもエネルギッシュにイベントにとりくんでおられました。堀田事務局長さんは市役者の職員とかですので、職場である程度の理科が得られてやっておられる部分もあるんかなあと感じました。
名松線を元気にするうえでイベントは大事、それに津市が支援してくれていることは「ええなあ」と感じました。いま粟生線は活性化協議会が一回10万円出してくれているけど、もっと神戸市なんかも出してくれるように働きかけないといけないかも・・・・
こんどの名松線復活!応援乗車と元気にする会との懇談 の取り組みには、神鉄粟生線の会と、東日本ふるさと線の会、和歌山貴志川線の未来をつくる会の3団体が取り組みました。参加者は20人近くに上りました。企画・お世話をしてくださったのは東日本ふるさと線の宮下関西地区企画担当さんでした。もちろん、鳴海さんも体が大変なのに参加し、先頭きって汗をふきふき頑張っておられました。粟生線の会からは森本、加藤、松本の三人が参加しました。!