イースター | 神戸駅前バレエ教室

神戸駅前バレエ教室

神戸駅前ハーバーランドで子供たちにバレエと体操の基礎を教えながら、全国各地のバレエ教室へ身体作りを指導しにいっています。

今期最後の金曜クラスは「お楽しみデー」ということで、バーレッスンを省略する代わりに、イースターエッグ争奪・折り返しリレーをおこないました。


前期末、クリスマスプレゼント争奪リレーでは、バレエシューズを履いて走ったら子供たちにボロ負けしたので、今回は大人気なく裸足で走りました。


今回の折り返しリレーのルールは、バトンパスは回り込んでからおこなう運動会仕様。


みんなきちんとルールを理解、遵守してくれて、最後までバトンを繋ぐことができました。


最近は入学&進級後すぐに運動会の徒競走の練習が始まる小学校が多いですが、その良い予習にもなりました。




いわゆる「運動神経」と呼ばれているものを発達させることができる、一生に一度だけのプレ・ゴールデンエイジ(5〜8歳)。


これらの年齢は、走る、跳ぶ、回る、逆立ちになる、など、バレエだけではなく、あらゆる運動の土台になる基礎動作が伸びる時期です。


それに対して、9〜12歳のゴールデンエイジは、専門動作が伸びる時期であり、欧米のバレエ学校でも、本格的にバーレッスンを始めるのは基本的に8〜9歳くらいです。


実際、小学校中学年以降にバレエを始めて一流になる人をたくさん見てきましたが、みんな抜群の運動神経や音感を持っていました。


おそらく、その人たちはバレエ以外のどのジャンルのダンスやスポーツをやったとしても、一流になれただろうと思います。




そんな姿を目の当たりにしてきたからこそ、金曜クラスではバレエだけにこだわらず、子供たちの可能性を広げることに専念してきましたが、この一年、みんな成長したなと感じます。


最初はできなかったマット運動が、むしろ得意なジャンルになったり。


大人顔負けのスピードで走れるようになったり。


4月から水曜の初級クラスに移る子供もいますが、これまでに培った運動神経や音感、そして精神力などを、舞踊の専門動作へと昇華させていってほしいと思います。