【闘病記】歯科矯正の失敗から筋筋膜疼痛症、そして線維筋痛症になった私 -5ページ目

今日は星状神経節ブロックを受けてきました。

先月から初めてこれで5回目。


今日は左首に打ったがこれが効く!

左半身の筋緊張がとてつもなく緩和される。


特に一番緊張している部位である顔面から耳にかけての内側の筋肉と後頭下筋辺り。(外側翼突筋の辺り)

ここの筋肉の緩和が、トリガーポイント注射を凌ぐほど効果的。

これまで左右交互に打ってきたが、どうやら私は左側が効果が強いようだ。


私はこの7年間で、普通の病院では受けられないような様々な治療を受けてきた。

それらの治療法を比較してもこの治療はかなり効いているような感覚。


星状神経節ブロックとは。(医師からの説明)

・交感神経を緩めて首から上の血流を改善する効能がある。

・下位脳である視床下部に働きかける。


かなり表面的な知識しかないが、今後、もう少し詳しく調べてみたいと思う。



線維筋痛症という病気のみに着目すると。


「DLPFCの衰えが幻の痛みを作る」

 (線維筋痛症に関する最新の研究より)


私はこれまでそのための治療も行ってきた。

普通の線維筋痛症患者ならこの治療が最重要なのだろう。



だが、噛み合せ矯正で顔面骨が変化してしまったおれの場合。

それだけが症状の原因ではないことが分かってきた。


「交感神経」

「視床下部」


DLPFCや筋肉の改善に加えて、この2つが完治のためのカギになりそう。


原因を考えてもドツボにはまる事。痛みを気にしないのが一番である事。

これは医者にきつく言われているので理解はしているが。



引き続き、定期的に星状神経節ブロックを受けてみる。

ホント、あと少しで完治しそう!

今日はトリガーポイント注射を打ってきました。


この治療を始めて、かれこれ5ヶ月になる。


徐々にではあるがやればやるほど症状が無くなっていきました。

完治するまで、本当にあと少しという感覚です。


私が今現在一番気になる症状。

それは、後頭部の筋肉と目の奥の辺りに詰まりがあるように感じること。

首の後ろの筋肉を使う動作をすると、後頭部と上顎の筋肉が異常に緊張する。

頭が少しでもうつむくと、この部位の筋肉が凝ってくる。そして緊張性頭痛が起きる。


この部位の症状は、最初に出始めた症状である。

マウスピースで咬み合せを無理やり変えようとした7年前に初めて出た症状。


その後全身症状になっても、症状が一番辛い場所がここ。



私は7年前にマウスピースをしてから、頭蓋骨と顔が大きく変わりました。

具体的に言えばきりがないのだが。たとえば、

・目が窪み、頬骨が引っ込み且つ下垂した。

・後頭部がでこぼこになり、下垂した。

・頭の大きさが1割り増しくらいになった。(頭全体がパンパンに張る。重度の緊張性頭痛。抜け毛)


マウスピースを着けたたったの数ヶ月間で、自分の顔が10才くらい老けました。

それはもう、ショックでした。

トラウマになるくらい悩みました。



今は、大分元に戻ってきました。

本当に嬉しい変化です。



全身の筋肉が正常になると頭蓋骨も元の理想的な形に戻る。

それを身をもって体験しました。



7年前のあのマウスピースはなんだったんだろう。

マウスピースによって上顎に非常に強い応力がかかっていたのを感じた。。


「マウスピースを24時間装着し続けろ。食事以外の時間はずっと着けろ。

顔や首の筋肉が硬直するのは、貴方が24時間着けていないからだ!」

という、M歯科の指示に素直に従ったら、身体全体の筋肉が崩れた。


辛い過去です。





「後頭下筋群」「首の筋肉」「外側翼突筋」

この3つの筋肉がまだ少しだけ不安定。


これらの筋肉のバランスがとれたら、もう完治といっていいと感じる。


本当に良くなってきた。

首から下の全身の筋肉は、痛みや緊張がほとんど気にならない。


引き続き、トリガーポイント注射と自己ケアで治療を続けていきます。

前回の記事から1年以上放置してしまった。


この1年で私の症状はずいぶんと回復しました。

今年に入ってから、治療に関していろいろと責めました。

かなり大変でしたが。



ちょっと前までは、こうしてパソコンでブログを書けるようになるなんて夢にも思わなかった。


こうしてパソコンの前で座ることができなかった。


姿勢を維持することができないんだ。

数秒と持たない。


腰、背中、首、頭に少しでも力が入ると、全身の筋肉が硬直する。

横隔膜が緊張して呼吸が苦しくなる。

身体を支える筋肉が硬直してしまう。

そして筋肉の痛みで身体が拒絶反応を起こす。


その度に絶望感で死にたくなっていた。

毎日のように死を考えていた。

いくら休んでも回復しない痛みと将来の絶望感で頭が一杯になる。

こんな身体にしたM歯科が憎い。

症状の苦しみがM歯科への憎しみに変わり、頭が壊れそうになる。


それでも何とか治そうと、別の歯科医や医師に診察を受け治療を

続ける。

だがそのような前向きな姿勢や行動は全く報われず、一向に良くならない。

ただただお金と時間を浪費する。


一生このままなのか?

どこかに治せる医師はいないのか?

同じように歯科矯正でおかしくなった人はいないのか?


あきらめたくない。

でもどうにもならない。


症状のことや将来を考えると絶望しかない。だからなるべく考えないようにしよう。

でも症状が辛いと嫌でも思い出す。

忘れたくてもM歯科への憎しみが沸き起こってくる



何年も何年も・・・ 同じことの繰り返し。


今思うとこの頃は完全に病んでいました。


寝たきりという物理的な孤独も辛い。

それよりも辛いのは、自分の身体に何が起きていて

何故このような症状が起こっているのかについて、

誰にも説明できないという精神的な孤独。

ただただ、一人で苦しんでた。

これは病気の症状を凌ぐ辛さっだったかもしれない。




でも今は平気。

多少、筋肉の硬直はあるが。


呼吸が苦しくない。

正しい姿勢を長時間保てる。

食事をきちんととれる。


今日はジムで筋トレ。

身体を気持ちよく動かせる。



自分の身体の状態と症状の因果関係を理解している。

そして治すために今後は何をすれば良いかが理解できている。




前回の続きです。


ここ最近体調がかなり良くなってきており、ブログの続きを書き忘れてしまう。笑

着実にQOLは上がっています(^^)



約6年前のこと。


「リテーナとワイヤーによる歯列の拡大は無事に終わった」


「次のステップとしてかみ合わせの矯正が必要」



このかみ合わせ矯正には、マウスピースを使いました。

中央に4つの小さな穴があり、24時間着けていても呼吸ができる構造でした。



歯科医師曰く、

「あなたは、奥歯が高くオープンバイトになっているから、マウスピースをつけてかみ合わせを変えましょう。」


「マウスピースを着けて歯をかみ締めることで、奥歯が低くなるかもしれない。食事を除いてなるべく24時間着けるように。そして、かみ締めるように。」




このマウスピースをつけたとき、

「歯が窮屈だな。呼吸もしづらいし。でも医者が言うから間違いない。多少窮屈でも、良くなるのなら

我慢してつけよう。」


そう思っていました。



ところが、その後。マウスピースを着け続けて、3ヶ月くらい過ぎた頃。


自分の身体に異変に気づき始めました。その頃は漠然とした気付きでしたが…。


「首の筋肉が硬い。明らかに首が太くなっている。3割増しくらいに太くなっている。

筋肉がカチカチ。」


おかしいな。なんでだろう。


そのころはマウスピース装着が原因とは気付きませんでした。

疑いもしませんでした。

ただ、何かおかしい。



それからマウスピースをつけつづけました。

それから2ヶ月後くらいには。


「なんか顔が大きくなった。エラが張っている。鼻と目が窪んできた。」

と親に言われてから気付きました。


顔が明らかに変わってきた…


老化か?

でもこんな急激に変わるのか??



ショックでした。


が、その当時は仕事とプライベートが充実していたこともあり、

小さなことには目をつぶり、忙しい毎日を過ごしていました。



もちろん、医者に言われたとおり、マウスピースは着け続けました。


今思えば。

このとき自分の身体の悲鳴に。ちゃんと気付いてあげられていたらなあ。


悔しいです。





今日は、病気が発症するきっかけとなった歯科矯正の体験談について。


簡単に書こうと思います。


あまり思い出したくない過去ですが・・・。




9年前のことです。


私は昔から歯並びが悪く、見た目を気にしておりました。


そんな中、偶然本屋で手に取った書籍が、歯科矯正のとかみ合わせの

重要性について書かれていました。


私は興味を持ち、その著者である歯医者で診察を受けに行きました。




診断は、オープンバイトという前歯がほとんどかみ合っていない状態でした。


病気ではないのでそのまま放っておいても問題はないが、歯列矯正と咬合調整

という治療を行い、噛み合わせをそろえることで、より健康に生活できるということでした。


「私の医院では、極力、歯をいじらない矯正をおこないますよ」

その言葉に安心し、歯科矯正を決心しました。



まずは、リテーナという装置。

プラスチックのような、硬い無色の素材で歯型をかたどったもの。


これを四六時中装着することで、横方向に歯列の拡大を行いました。

上あごと下あごの2種類のリテーナをつけ続けました。


1年くらいつけました。



結果、歯並びはおおきく改善しました。

満足でした。

その後、ワイヤーによる、歯列の微調整を行いました。


一般的なワイヤーの歯科矯正です。半年くらいつけていました。



食事や会話がしずらくはなりましたが、とくに問題はなく

治療は順調でした。




そして歯科矯正を始めて1年半が経過したころ。

「歯列は上下ともきれいになった。」

「次は、噛み合わせの調整をおこなう」


噛み合わせの調整のため、マウスピースを着けることになりました。



これを着けてから。
私の身体がおかしくなり始めました。