抗ウイルス薬の散布方法と効果の速さに笑ってしまった。
これってウイルスパニックものにありがちなんだよなあ。
〈例〉
表皮の8割近くが病変に冒されてベッドに横たわるヒロイン。粘膜上皮も損傷を受け、鼻から口から目尻から耳から流血している。もちろん循環器系も呼吸器系もダメージを受けてもはや虫の息。
そこへ届く出来立てホヤホヤの抗ウイルス薬。動物で予め有効性と安全性を確認するシーンが挿入されていればまだマシだが、尺とか愛護団体への配慮でばっさりカットされていることもあるだろう。まあこの場合、投与してもしなくても命に関わるわけだし思い切って治験なんか省略してもいいってことなのかな。でも日本の役人はそういう思い切ったことはしないよな、遺族のクレーム怖いだろうしな……ブツブツ。
それはともかくとして、その出来たてホヤホヤの薬剤を注射したところ、数十分で出血は止まり、呼吸も心拍数も安定し、皮膚症状も消失する。
って、そんなに回復の速い人間がいたら逆にちょっと怖いわ!
それはともかくとして、たくさん失ったけどすごく大きなものを手に入れた。アリス良かったねと素直に思えるいいラストだった。