神戸長田鉄板の鬼~燃えるそばめし魂~B級グルメ王~ -2ページ目

嗚呼・・・憂国

 最近、人手不足というのはまちがいではないが、

実際には「人手」というより、「人材」の不足であるという方が、深刻である。

たとえば電話がかかってくる

そしてオッサン丸出しの声でこうである・・・

「もしもし、おたくんとこ、このタ●ンワークの募集ってまだ、やっとんの?」

こういうときは、

「いえ、やってません」と即答するに限る。

敬語はおろか、働かせてもらう店に対する口の聞き方を、

ええ年したオッサンに最初から教えるほどコッチは

「ヒマちゃいますねん。」

 こういうのを雇うと、お客様に一体どういう口の聞き方をするのか

想像するまでもない。日本には敬語というものがある事を彼は学ばなかったのだろうか。

きっと塀の中のムショ暮らしが長く、娑婆に出てきてはじめての電話だったのだろう。

ウン、きっとそうだ。そうに決まってる。そうでないとおかしい。

しかし、長い刑期の間に敬語を覚えなかった罪は重い。

(うちはムショアガリの人間でも全うであれば、差別することなく雇うくらいの気概はあるが、敬語も使えない奴はどの道無理だ) こういうタメ語で募集の電話が、かかってくると私は、

間髪いれず脊髄反射的に 「募集は終わりました・・・」と答える。

大体こういう即答さえしとけば

この手のアホ電話は「ああそうか」といってスグ切れてしまう。 

食い下がってくるようなガッツすらないのだ。

このノリであと何社くらい電話し続けるつもりなのだろうか・・・

彼を採用する企業はあるのだろうか。知ったこっちゃないが・・・

 

 時にはこんな電話もある

「あの~募集なんすけどぉ、土日だけやったら働いてもいいっすけど。」

この手の輩は大概、名前すら名乗らない、「働いてもいい」という、いきなりの上から目線・・・

あのね・・・

君の働ける日の希望は勿論聞いて上げますよ。

でもね、シフトを決めるのは君じゃあない。

土日入りたいのは君だけじゃない。

働いてもらわなくていいです。私は君のことを何も知らないし、

ましてや名前すら知らない君をなぜ雇わないといけないのかなぁ?

「ゴメーん。悪いけど働いてもらわなくてもいいですわ」

当店は確かに学歴不問ではあるが、間違いなくこいつは大学はおろか中学すらまともに出ていないにちがいない、いや、オムツすらとれていないかも・・・とすら思いたくもなる。親の顔が見たい。

 

 あと、若いので良くあるイライラ電話のあるあるが

「友達と一緒に応募していいっすか?」である。

こういうのに対しては、最大の愛を持ってこういってあげる。

「うちは、合コンメンバー集めてるんちゃいますよ」。

お手手つないでいくのは野道か連れションだけにしてくれ。

こういうのもあえて雇ったこともあるが、大概お手手つないでバックレルのがオチである。

 

 しかし最もムカつく信じられない奴は、上記に出てきたような最初からダメダメオーラを放つ連中ではない。

「頑張らせてください」という一見謙虚な奴・・・

電話でも面接でも

「やります頑張ります」「頑張らせてください」「お店に感動しました」などと

調子のいいことをいう奴が、実際は一番アテにならない。

 

中国のことわざで

「猪突猛進するものは急に退却する」とあるが

まさにそれで、

こういう期待させるようなことをいうやつに限って

新人歓迎会を催してやっても

1日と持たずドロンすることが多い。まあよくて1ヶ月・・・

「思ったのと違いました」などというメルヘンチックな言い訳や

「親の介護が」と突然親を病気にさせたりして辞めるのがオチである。

主に女性に多いが、男でもいる。

最初からバカ電話をしてくる奴らは、きっと無学だからそうなったのだと納得が出来る。

だが、こういう一見誠実を売りにする詐欺的嘘つき頑張りマースちゃんはタチの悪さでは最強クラスである。頑張るというので徹夜で作り上げたシフトや法的手続きを気まぐれ一つで全部木っ端微塵に破壊してしまうという、しんどさをわれわれに課すからである。

 コイツのおかげで、どれだけ他のバイトに頭を下げたり派遣を呼んだり、手続きの取り消しをしたりしなければならないかと思うと、本当に損害賠償請求したくなる怒りの蒸気が、ティファールより早く湧き上がる。

 

 こういう話を書くと、それはお前の店がブラック企業だからではとか、あとは、パワハラがあるからではなどと想像し、店側に問題があるから人が集まらないのであって、「八つアタリ」せずに反省すべきという意見もあるかもしれない。おっしゃるように、入社式を海外でやってしまうような、どこぞの一流企業さんのように職場がワンダーランドなら、こういう連中もうちに留まったかもしれない。しかし中小零細企業の経営はそんなワンダーランドではない。最少人数で切磋琢磨してチームプレイをこなすガッツがないと一ミリたりとも前に進まない。大企業のように、とっかえひっかえできる余裕などないのである。

 

 こっちは、求人に数十万円も人材募集広告費をつぎ込んで募集しているのである。だからこそ、わざわざ募集に来た大事な大事な人材をみすみす初めから無下にするわけもなくきちんと礼節と誠実さをもって対応し腫れ物を触るように丁寧に取り扱っているのである。にもかかわらず、面接の予約までしておいて連絡もよこさず、

 着信拒否までして消えてしまわわれては、愚痴も泣きも入るというものである。

どうして「やっぱり、合いませんでした、今回せっかくの御縁でしたが、辞退させてください。ご迷惑おかけします。」の一言が電話一本でいえないのだろうか。

その一言、その一言さえあれば私は全てを水に流すことが出来る。

 

 スタッフに無断でばっくれられる度に、シフト中の古参のスタッフトらから冷たい視線を浴び、徹夜で組んだシフトをまた1から組みなおさねばならないのである。

 コッチは、働いてくれるつもりで、各種役所の諸手続きやいろんな届出をすましているというのに、また一から取り消し作業をやり直さなくてはならない。そのコストたるや計り知れない。

プライスレスである。

 そして、こういう輩に限ってキッチリ研修中の時給や交通費まで請求してきてくるくせに

挨拶もせず預かった制服は、契約に反して汚れたまま返却してきたりするのである。

 

こういうこというと

不適切なのは百も承知の上で

一言だけいわしてもらいたい・・・

 

クソダボーっ!地獄に堕ちろ!

アホボケカスーッ!

 

あ~スッキリした。

 炎上も上等である。こんな礼儀もわきまえないクソのために、これまで、どれだけの徒労をさせられてきたたのかと思うと、恨み骨髄である。

 世の中、大企業様は、人材過多となっているらしいが、うちのような

中小零細企業には全然人材が集まらない。戦う前から兵隊がいなくては、戦も出来ない。

 こんな若いやつばかりで本当に日本は大丈夫かと心配にさえなるほど酷い有様である。

私は20年企業をしているが、年々人材が酷くなっていると感じている。

これは、あらゆる中小零細企業の社長さんらが口をそろえていっている。

コンビニを見ても外国人のほうが正しい敬語を使えてたりするのは危機感すら覚える。

しんどい仕事はしない。でも国のスネはかじりたい。世の中が悪い企業がブラックだと

いってすぐ投げ出す若者が多いことを大いに憂う。

 

嗚呼・・・憂国。

 

 かつて、三島由紀夫は自らを否定する憲法を守るための自衛隊の存在を憂い、割腹自殺をとげたが俺は、自分の国を粗末にする若者を守るために動く国に対して憂い、腹を掻っ捌きたい思いに駆られる。

 

 そんなことばかり書いていると今うちで働いている子に失礼になるので誤解のないようにしたいが、これだけはいっておく、うちに入っているバイトの子は最初のうちは、目も当てられないくらいボロボロでも入って半年もたつとえらいもんでキッチリたくましくなる。

1年ものになると、面白いことに、相当すごい人材になってリボーンしている。

これは、うちの教育がいいからではなく、自分達で自身を研鑽できるようになっているためだ。

会社は、最初のうちは口を出すが、後はお客様が育ててくれる。

長田をはじめ神戸の常連さん、観光客の皆様が彼らのスキルをグンとあげてくれるのだ。

当店のような神戸の名物を扱っている店は、必ず「オススメのメニュー」は何か「ぼっかけ」の意味は何か「オススメの食べ方は」など必ず質問を受ける。これを答えようと思えば教えられた知識だけでなく、自分で味を覚え、神戸を知り、学ばなければ答えられないことに気づく。ギリシアの哲学者ソクラテスのいうところの「無知の知」を思い知るわけである。

これに対してお店は何も教えない。ヒントかきっかけだけ教える。

そこからできる子は、自分で調べだす。これに耐えられない奴は1ヶ月も摺れば初任給をもらってドロンする。でも1年間これをやり続けた子は神戸のマイスターとなる。そして自分の店のよさを知る。そしてそれが料理の味に出る。表現されていくわけである。

 

 そういったせいもあってか、うちを卒業して就職した企業の就職先は誰もが知るような大手都市銀行・ゼネコン・建築・マスコミ・有名製造・有名アパレルそうそうたる企業ばかりである。

 神戸の名物そばめしをあの熱い環境で焼き続けて観光のお客さん相手に提供する中で培われた泥臭い部分が人事の心をぐっと惹きつけるらしい。

どの子も面接で面接官の受けが良かったですという。

 

 長田タンク筋で3年もバイトしてたということで、超有名企業の社長さんに最高点の評価をもらった子もいたというほどである。考えてみれば、包丁すら使わない飲食店が多い中、鉄板の前でお客さんにお好み焼きや焼きそばを作って提供しつつ、神戸の観光話や、四方山話、世間話をする機会があった人間は、機械的なマニュアル人間に負ける筈がない。厚みが違う。

 悪口をいうわけではないが、Mドナ●ドや吉●家で働いてもお客さんにオススメのキャバクラやおすすめデートスポットを聞かれる事はないだろう。うちは多くのスタッフが実践で突撃取材しているので表から裏まで案内できる。(まだ修行中の者もいます。)

 

 当店の卒業生は、ほぼダレもが聞いたことがあるような一流企業へ就職していることは、当店の密かな自慢である。だから同窓会をするとそうそうたる企業人が集まる事になる。

そのうちエライ人になって日本を動かすような奴が出てくるかもしれない。

あと20年後に同窓会をすれば、アヴェンジャーズのような相当なメンバーが集まることになるだろう。しかしそんなことをいってる場合ではない、当店当社もいつまでも中小零細に甘んじることなく彼らに負けじとデカイことをしていかなくてはならない。

 今度は、当店に就職してくれる学生が出るように当店が一流企業になれるよう頑張る番である。

そんな当店ですが、こういうところで働きたい、働いてみたい、そんな挑戦者をいつでも待っています。最低限の礼節をもって接してくれれば、三顧の礼を持って迎えます。

「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」  武田信玄

人材よカモ~ン!

 

春の新作焼きそば登場

本日より春の新作焼きそば

発表します。一応4月20日頃までの販売予定です。

 

春キャベツと桜海老と筍の焼きそば\780税別

 

一見すれば、まるで海辺のイタリアンのパスタ屋が出しそうなベタな組み合わせですが

実は塩ダレとニンニクのパンチがきいており、

春キャベツのシャキシャキ、筍のコリコリ、桜海老のパリパリが止められない止まらない♪

なのです。

 

是非、お店にご来店の際は期間中にお試し下さい。

 

尚、期間はありませんが、レギュラーメニューの

春を感じさせる

シソ梅の潮焼きそば」\680税別

シャレで作ったのにシャレにならない美味さになった

「ゲソシソ焼きそば」\780税別

も春にピッタリの焼きそばですのでぜひご賞味あれ!

「やっべぇぞ!!」

 

春のそば祭り 桜満開「京都よさこい祭り」

春でございます。

桜ド満開の中京都岡崎平安神宮での京都よさこい祭りに出店いたしました。

 

 

 

ちょうどアルフィーのコンサートが重なったようで会場前に

ド迫力のデコトラが・・・

 

アルフィー3人の侍 春の乱号デコトラ

こ、これは・・・

 

ギターも完全再現

今話題の映画「翔んで埼玉」でも実は埼玉県民として微妙な登場をした

「たかみー」こと高見沢様ではありませぬか・・・

本人に似てるかどうかはさておいて、64歳のお爺さんになっても

こういうことできることがマジでカッコエエ

「嫌いじゃない・・・」と思わずガクトの台詞をいいたくなりました。

 

うちもこんなそばめし専用トラック欲しいのう・・・


さてよさこいのほうですが・・・・

お客様の層も、さすが京都というか

京都大学生などいかにもカシコーな大学生が礼儀正しく

焼きそばを買っていかれていきました。

神戸と比べて、若い人が多く、学生の町やなあと思います。

 

さすが京都看板規制もバッチリでノボリ、ちょうちん、派手な演出は全部ボツ!

マクドや吉野家やコンビニまで色を変えさせる徹底振りですから

屋台もその例外ではございません。

見た目も売れ方も大人しめの屋台となりました。

 

桜咲き誇る、春の京都のなか、気持ちよく仕事できて最高・・・

今度はプライベートでも遊びにきたいです。

 

本当の接客

 当店では本当の接客とは何か、本当の飲食店として身につけるべきものは何か

を学んでいただくために研修として最高級ホテルへの宿泊とレストランを

体験してもらってます。

 特に、一生懸命に働いてくれた社員さんやアルバイトスタッフさんに慰労プレゼントをかねた研修です。

全てを忘れて、心置きなく最上級のサービスを味わってもらうこと、今後のお店のお仕事に生かせると信じるからです。

 人間は体験もしたことがないことや見たことがないことを簡単に表現することは出来ません。

いくら口で説明してもわからないものはわかるわけがないし、身につくわけがないのです。

 慰労してもらいながら、特に超一流のマナーや神戸観光のもてなされる気分を味わってもらうことで今後の店の接客に生かせてもらいたいという目的があります。

 

そんな中頑張ってくれた女性スタッフさんにプレゼントした「ホテルオークラ神戸」から

私もうらやましくなるようなリア充な写真が届きました。

 

本当に充実感が溢れた素晴らしい思い出に満ち溢れています。

 

「ホテルからの神戸の100万ドルの夜景

フロントさんに頼み込んで、海側の最高の景色の部屋をとって頂きました。」

 

 

「ワーイ、フカフカノベッド まさに文字通り羽根を伸ばして思わずダイブ・・・

楽しそう(*´Д`)ノ」

 

 

「最高のレストラン・・・最高の味とサービスとマナーも体験・・・」

 

「素晴らしい料理に舌鼓

新しい鉄板焼きの参考にしようかな・・・。」

 

女性スタッフたちも大変満喫してくれたようで、逆にコッチが嬉しくなりました。

此処で得た喜びを、酢からの来店されるお客さまに生かしてもらえれば最高です。

 

当店はある意味下町文化をい売る商売をしています。ですから、こうしたちょっとハイソなサービスは異質なものであると思うかもしれません、しかし、お客様を心からおもてなしする心は

セレブも下町も一緒なのです。

 どうでしょう。内のお店で働いてみたくなりましたか?

此処まで私がスタッフのためにするのは当店がスタッフをみな家族だと思っているからです。

自分が幸せでないと他人は幸せには出来ません。

なのでスタッフには全員笑顔になってもらえるような労働環境を考えています。

 

中には、ここまでしても、急にドロンしてしまう子もいます、後ろ足でドロをかけるような人もいます。それでも何か内に来たことで万でもらえれば、その種はいづれどこかで花とな実をつけることだと信じています。

 

 しかし当店で、半年以上続いた子の殆どは卒業する学生さんや就職活動に入った学生さん以外、辞めてません。

 

決して楽ばかりなお店ではないかもしれませんが、是非是非、苦労を供にして

神戸一で一番、日本で一番の鉄板焼き店を作ってみませんか。

 

詳しくは・・・http://www.kobe1te2.com/tank/bosyuu.htm

 

 

「まんぷく」最終回

 NHKの朝の連続ドラマ「まんぷく」がついに最終回を迎えた。

「まんぷく」はいわずとしれた日清食品の創業者 安藤百福先生とその奥様のお話をモデルにしたドラマであるが、あのチキンラーメン・カップヌードルを発明した麺業界の神様の話とあって、私も毎朝欠かさず見てました。

まんぺいさんこと長谷川博己とふくちゃんの安藤サクラの掛け合いはもちろんのこと、なんと言ってもおばあちゃんである鈴さん(松坂慶子)の存在感と可愛らしさにやられてしまいました。明日からは、まんぷくロスが始まるなぁ・・・

 安藤百福の伝記は一通り読んだし、日清のカップヌードルミュージアムにもいったことがあり、結構勉強してたつもりであったが

まんぷくのドラマは脚色の部分を入れてたとしても本当に毎回面白くて

「もの作りする人間」の苦しさを良く表現していて見ごたえがありました。(役柄のせいかあの可愛かった牧瀬里穂もオバハンになってたなぁ。)

  いよいよの最終回でしたが、カップヌードルがブレイクするきっかけとなった歩行者天国での販売のロケ場所として、なんと、見覚えのある景色・・・と思ったら、わが街、神戸の旧居留地が早朝から使われて撮影されていたではありませんか。

いつ来とったんやろ。見たかったなぁ。朝ドラで言えば、ファミリアの朝ドラ「べっぴんさん」でも神戸が舞台になりましたが、本当に神戸は、日本映画発祥の地としてまたロケ地跡が一つ増え、誇らしく思います。

 

 ついででは、ありますが、世界初のインスタント麺を生んだのが日清さんなら、世界初のインスタント焼きそばを作ったのも日清さんかと思って調べたら残念ながらそうではありませんでした。

 

 初のカップ焼きそばは、1974年(昭和49年)7月に発売された恵比寿産業「エビスカップ焼そば」であり、続いて同年8月にヤマダイが「ニュータッチ焼そば」を発売、同年12月にエースコックが「カップ焼そばバンバン」を業界初の縦型容器で発売、1975年に東洋水産が「マルちゃん やきそば弁当」、同年3月に「マルちゃんホット焼そば」、同年同月にまるか食品が「ペヤングソースやきそば」を業界初の角型容器入りで発売したそうです。

 

 

 日清が焼きそばを発売するのは、この後の同年4月に「ジョイカップ101焼そば」としてであり。1976年5月で、かの日清焼そばU.F.O.が発売されるのであります。

翌1977年に「焼きそばUFO」はテレビCMにピンクレディーを起用してから爆発的人気となり、当時のカップ焼きそばにおけるシェア60%超を獲得したそうでです。当時ピンクレディのUFOは学校のクラスの女子なら全員が振り付けが出来たほどの大ヒット曲であったからその曲にあやかってUFOは凄まじい快進撃を上げた事は想像に易い。その後UFOは進化し2007年7月17日、日清食品より、電子レンジ調理専用で湯沸し・湯切り(湯捨て)不要の「日清焼そばU.F.O. NEXT GENERATION ミックス焼そば」が発売されることになります。

そして現在の日清のスーパーロングランヒット商品「焼きそばUFOは更に進化と同時に分化をとげ・・・平成最後となる本年では・・・

濃い濃いソース、 濃い濃い海鮮、濃い濃いたらこ、ミーゴレン 、スパイスキーマカレー、油そば、ホイコーロー、五目あんかけ、上海オイスター、チャーハン、麻辣あんかけ、テリヤキ&マヨ、パラペーニョホワイトチーズなどの挑戦的な焼きそばをマシンガン形式で発売しているのである。

 

 当店でも他にはない焼きそばを数種類実験的に開発しては、世に送り出しているが、いくら美味く作ったつもりでも全然注文が入らずにポシャってしまったり、開発費に相当な額を投じて新作を作っても、値段が合わず販売を断念せざるをえなかったメニューが何百とあります。

 結局多くのお客様は「食」に関してはなかなかどうして保守的で、カップヌードルが発売当初、何で丼に入ってるだけで\100なのかという理由や、歩きながら食べられるのは行儀が悪いなどの理由で、売れ行き不振だったが、この歩行者天国の若者達のカップヌードルをすするクールな映像がテレビの電波に流れたのをきっかけに売れ出したように、何かのきっかけさえあれば、ポテンシャルのある商品は、ブレークスルーすることがあるのだろうと思われます。

 日清の「カレーめし」も食べるとかなり美味いのに、CMが革命的過ぎたのか、米がカップに入ってるのが理解されないのか、最近元気がない気がする。そういえば、スパ王とかラ王とかも、あれだけ美味いのに、でかいスーパーでなければ見る機会が減ったようにも思います。

 美味いものを出せば売れるというのは実は錯覚であり、そんな単純なものではないのが飲食業界の悲しい常識。逆にそれほど美味くないのに何故か売れ続けている商品もあるのはこれまた不可思議。

 たとえば、モ●バーガーとマク●ナルドどっちが美味いかなどどう考えても明らかであるが、マク●ナルドは店舗数や売上においてモ●バーガーを全て凌駕している。そこには価格や戦略や、店の雰囲気、スピード、CM、提供方法などあらゆるものが加味されて、そうした結果となっているのである。うちの子供はハッピーセットのおもちゃ狙いだけでマ●ドしかいかない。

味は二の次で、モスバーガーの子供のおもちゃはチャチすぎて・・・(失礼)高度すぎて、」全然欲しがらない。もはや、味で選択すらしていないのだから・・・

 当店、長田タンク筋も日々新メニューを考えている。自分だったらどんな焼きそばを食べたいか?いくらなら出せるか、頭からケムリが出る毎日である。今年も春が来た。間もなく新作焼きそばを発表することになります。味は、なかなかの傑作ぞろいであります。味で選んでくれたらいいが、なかなかそうは問屋が卸さない現実もあるでしょう。

4月5日より新作焼きそば発売予定、請うご期待!

 

 

♪是非、当店にご来店の際はトライしてみてください。