先日、2021年1月26日(火)放送のフジテレビ 【情報プレゼンター とくダネ!(08:00~09:50)】で感染症の専門家二木芳人教授(昭和大学医学部客員教授)の一日を取材して、徹底した感染対策を伝えていました。
簡単な内容としては、
- 1日50回は手洗い・消毒を行なう。
- 不特定多数が触る場所は極力触らず、ドアノブ等に触れた場合は、直後にアルコール消毒を最低20秒、指の間・爪の先・手首まで消毒を行っなう。
- 外に出るときは不織布マスクを二重に装着
- 車での移動の際には、乗車後に消毒を行ない窓を開け換気する。
- スーパーでは、入店後にアルコール消毒し、アルコールが乾かないうちにカゴを手にするとのこと。(そうすることでカゴの持ち手部分もついでに消毒できる)
- 品物を選ぶ際にはできるだけ物に触れない。
- レジでの支払いのサインは現金でなくクレジットカードを利用することで感染リスクを下げる。
以上のような対策をされているとのことでした。私も油断せず継続して感染症対策していこうと思います。
ひとつ気になったのは、不織布マスクを二重に装着している、という部分。
以前、読んだ「マスクの品格」大西一成(聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科 准教授)著には、
一見、二重マスクの方が、漏れが生じてしまっている場合がほとんどで、また1枚の時よりも息苦しくなるので二重マスクはやめましょう、と記載されていたのを思い出して、どちらが正しいのかなと、考えました。
私自身の経験からで言うと、コロナウイルスが流行し始めた頃、より感染対策をしようと何回か不織布マスクを二重に装着したことがあるのですが、ゴムが耳から外れやすかったり、1枚目と2枚目のマスクが上下に分かれてしまい、調整をしなければならなくなったり、二重マスクは何かと厄介でした。これでは、余計にウイルス対策の効果が下がってしまうと感じ、以後、二重でマスクを装着していません。
二木芳人教授の場合は、1枚目を小さめのマスク、2枚目を大きなマスクにして装着して上記のようなトラブルを防いでいると思うので大丈夫なのでしょう。
マスクをニ重で装着する場合は、仁木教授のように、気を付けなければいけません。安易に不織布マスクを2枚装着すると、効果が逆効果なので注意が必要だと私は考えます。