今日は尼崎、
ソレイユフラワー&カルチャーサロンで温活講座の日でした
鍼灸師が1人、お手伝い&勉強で来てくれてます。
今日のテーマは、
・ケガレとは〜三不浄
・穢れ(ケガレ)と鍼の呪力
・薬玉(くすだま)
これは、元々、端午の節句に用いる飾り物で、悪疫、邪気を祓い長寿を願って作られたものです。中国の風習が平安時代に入ってきました。
邪気を祓うために匂いの強いヨモギや菖蒲、沈香などで丸めて作られ、玄関や柱に吊るしてました。
軒先(のきさき)は、家の外であり、中でもある場所です。そこはソトとの緩衝地帯です。
その軒先から疫鬼(えきき)が入り込むスキをねらって覗いているかもしれません。
なので昔の人は、軒先に風鈴や薬玉を吊るして、音や匂い、薬草などで家の中に邪気が入らないようにしていました。
端午の節句の日には、今でも軒先の屋根の部分に菖蒲を刺す菖蒲葺き(しょうぶふき、あやめぶき)の風習が残っている地域があります。
中国で端午の節句の5月は、毒月とも呼ばれ、ヘビ、トカゲ、カエル、サソリ、ムカデの五毒が出てくる時期です。
昔から感染病、疫病が流行る時期でもあるので、悪月悪日の5月5日に薬草風呂に入ったり、チマキを食べたり、薬用酒を飲んで、玄関にヨモギと菖蒲を束ねたものを刺してました。
日本では、端午の節句に採って干したヨモギは、翌年の一月二十日に二十日灸として使う地域もあります。
端午の節句の前には、関西地域で薬玉作り教室をしている所があるみたいですよとお伝えしたら、生徒さんのなかに早速調べている方がいました
作業しながら生徒さんが、
「24万円」
と何度も言ってるので、なにかと思ったら薬玉を買ってみたいと思って探したら価格が24万円だったそう
それは高すぎて買えないですよね。
仕事の人間関係で悩んでいる方は、邪気を祓いたいと思われたようです。
そんなにお金をかけるなら、他に邪気を祓う方法がありそうですよね
薬玉は、飾るととってもきれいですが、お灸ボールで癒されたほうが良さそうです。
ハイソックスで作れば、首にまけて肩こり対策にもいいですよ〜
次回の温活講座は、4月28(日)10:30〜です