先月、大阪歴史博物館に行った時の
異界彷徨展
様々な呪物や護符、鬼、河童などを見ることができました。
これは、節分にあらわれる悪霊たちを追い祓うための『ヤイカガシ』
節分は、「鬼は外」だけでなく、こういうまじないもあります。
トゲのあるヒイラギに臭気の強い鰯を刺して軒先に置いたり、吊るしたり。
2023年に撮影されたということは、現在でもこういった風習が残ってるんですね。廃れてきてる風習だと思いますが、臭気の強いものなどを置いて悪霊を追い祓うって、意外と全国各地にあったりします。
お灸の原料になるヨモギを軒先に吊るして、ヨモギの臭気で邪気が家に入って来ないようにするという風習もあります。
そして、ヨモギは、乾燥したらモグサにしてお灸に使えます。
道祖神も各地に残されたいたりするので、面白いです。村境や峠などに置いて悪霊の侵入を防ぐもの。
昔から、魔物が嫌うものを置いたりして、なんとか侵入を防ごうとしてたんですね。
ちなみに、外部からの侵入を防ぐ防御的なものを『護符』。
邪気や魔物を積極的に排除して攻撃的なものを『呪符』というそうです。
明確な線引きはないそうですが、コロナ禍でもアマビエが急に話題になりましたもんね
カルチャーセンターの夏講座でも、古来より伝わる民間療法の話が出来たらいいなぁと考えてます。
よみうり文化センター高槻教室の夏講座は、7月25日から始まります
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できるだけ多くの方に楽しんで頂けますように
