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いつもお邪魔している「塩津能の會」の10月の公演を拝見させて頂きました。
  
今回のお能は「花筺」と「猩々乱」。
同い年の友人、喜多流シテ方の能楽師、塩津圭介さんが「猩々乱」を舞い、素晴らしいお能の世界にぐっと惹き込まれてしまうような時間でした。
  
お父様の塩津哲生先生の「花 筺」もとても素晴らしかった。
着用されていた御装束は、400年近く前の江戸時代のものだそう。本当に古く繊細なものなので、もしかするとこの舞台が最期かもしれない。
 
800年も続くお能の中に宿る、一瞬一瞬がこれが最期かもしれないという「刹那」を感じて、お能は“時を観るもの”でもあるのだなと初めて感じた舞台でした。
 
世界を舞台に活躍する同世代の経営者やリーダーの友人たちにも、ぜひ歴史ある総合芸術としてのお能を一度は観て、日本の本当の真価を知った上で、さらに世界に羽ばたいてほしいなと思いました。
来年1月には、若い人を中心とした「若者能」もあるので、ぜひご興味ある方は一緒に行きましょう(^_^)
 
塩津圭介さんの公式サイト
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