ロンドン発のラグジュアリー フレグランスブランド、
Jo Malone(ジョーマローン)。
私の友人にいつもJo Maloneのコロンをつけていて、
この香りと言えば、この人!という人がいるのですが、
香りと記憶は密接に結びついています。
ある特定の匂いがそれにまつわる記憶を誘発することを、
フランスの文豪マルセル・プルーストの名にちなんで、
「プルースト効果(プルースト現象)」と言います。
これはプルーストの代表作「失われた時を求めて」の主人公が
マドレーヌを紅茶に浸し、その香りをきっかけとして幼年時代を思い出す、
という描写を元につけられた名前だそうで、
元々はとても情緒的なところからきてるんですよね。
私も大好きなブランドで、
よく友人のプレゼントなどでJo Maloneのアイテムを購入しているのですが、
今回は美しい香りに包まれながらのハンドマッサージを受けて来ました。
お好きな香りはありますか?と聞かれたので、
『ローズの香りが好きなのと、甘くて爽やかな香りでお願いします』とオーダー。
『では、調理させて頂きます』
と冗談交じりに言いながら、
取り出したのはカフェオレでも作りそうなカップとホイッパー。
ジャスミンの香りのソープに、
お湯を少し足してホイップすると、
とても香りの良い泡に。
泡を丁寧に拭き取ってもらった後、
ローズのクリームを使ってマッサージ。
仕上げに新しく出たアールグレイの香りのコロンを。
爽やかだけどとても奥深い香りです。
複数の香りのハーモニーが、
コロンというよりも、
その人自身に馴染んで、
香りを身にまとうとはこういうことなのね、という感覚がまさに分かる感じ。
たくさんある香りの中でも、
私はRed Rosesが一番好きです。
コロンや、クリームだけでなく、
キャンドルもあるので、
部屋中好きな香りに囲まれることもできます。
今回は三越銀座地下1階のJo Maloneでマッサージして頂きました。
スタッフの杉目さん、とても面白くて優しくてエンターテイナーな方です。
ホスピタリティと素敵な香りに癒されるので、ぜひ行ってみてくださいね。