モロッコのローマ遺跡、
「ヴォルビリス (وليلي)」
この町は紀元前3世紀来に築かれたと推測されていて、
都市が建築されたのは西暦40年とのこと!
そんなに昔のものが、
モロッコではサボテンシルクが有名。
モロッコ小物として有名なタッセルも、
サボテンシルクで作られたもの。
こんな風にサボテンをさいて、作られるそうです。
とっても陽気なガイドさん。
ローマ人とベルベル人がおよそ半数ずつ
暮らしていたというこの街。
ローマ人の住居には、
中庭とモザイクタイルが必ずあったのだそう。
約2000年も前のモザイクタイルが、
今でもはっきりと分かるほど美しく残されています。
今でもタイルの色味まで感じることができます。
約2000年前の人が作ったものを、
今を生きている自分の目で見ることができる。
とても不思議な感覚です。
なぜか背中を流してくれるガイドさん。(笑)
こうしてみると、
今のスパや温泉の光景と変わりませんね。
北アフリカにおける古代ローマ都市の、
最良の保存状態を誇る遺跡のひとつとして、
ユネスコの世界遺産に登録されています。
広さ40ヘクタール 城壁2.5㎞ 8つの門 40の塔と
壮大さですが、
古代ローマの権力と豊かな暮らしを
今の時代にありありと感じられる遺跡です。
Archaeological Site of Volubilis