日ごとに陽射しが厳しく、暑さも本格的となってきました。
夏本番ですが、皆様、体調を崩されてはいませんか
前々回のブログで「七夕コンサート」の記事がアップされましたが、
今日再び登場するのはあのサックスを吹いた5階病棟師長 です。
コンサートが終わった後、病棟の患者様からたくさんの声を掛けて頂きました。
「素敵な音色に心が癒された」「涙が出そうになったよ」
「ずっとこれからもサックス続けて下さいね」
ある患者様は新聞に投稿するからと一句読んで下さいました。
「入院中の七夕コンサート、師長のサックスに明日も生きよと励まされる」と
いったような内容でした。
私がサックスを始めたのは今から5年ほど前になります。
仕事の合間を縫って、何とか隙間にレッスン時間を持ちながら楽しみ程度に続けてきましたが、
病院の患者様の前で吹かせて頂くことで、また違った意味での充実感が持てるようになってきました。
様々な治療、手術を受け、家庭生活、社会生活からも離れた入院生活において、
辛い事、悲しい事、どの患者様にも数えきれないほどあるその毎日の中で、
私のつたない演奏でも一緒に声を出して歌を歌い、
時には涙を流し、癒されたという気持ちになる事が出来る、患者様からの言葉を受けて、
短い演奏ではありましたがこの場所で吹いて良かったなという思いで一杯になりました。
私のモットーは仕事100%ではなく、80%精一杯頑張り、あと20%は自分を大切に、
自分らしさを保つことが出来るように適度に息抜きをしながら何事にもポジティブに
取り組むという事です。
仕事80%というのは決して手抜きをするのではなく、ちょっと肩の力を抜いて、ゆるーい
自分も持ちながら、適度に仕事以外の余暇にも楽しみを見つけながら毎日を過ごす、
その1つがサックスです。
サックスを吹くことで生活にも仕事にも張りを持たせ、
それが患者様の生きがいに繋がる、明日も頑張ろうという気持ちの手助けが出来る、
素敵な一瞬を共有出来る、そんな趣味の1つですがこれからも細く長く続けて行きたいと思います。