最近バタバタと忙しく、なかなかゆっくり新聞やニュースを見る時間がなかったのですが塾に多少なりとも関係するようなニュースはある程度チェックしているのですごい気になります。
やはり、今は景気が良くないので、「就職」についての記事が特に気になります。うちにも、中学生や高校生は結構いますが、本当にこういう情報を見て、知っているのか不安になります。特に高校生は大学に行くにしろ、すぐ目の前に迫っている自分の将来のことですから、知らないはずはないと思いますが・・・。
前にも書きましたが、毎週、塾では「英単語テスト」と「漢字テスト」をやっていますが、もちろん単語帳や漢字帳も事前に渡してあるし、範囲表もスケジュールと一緒に渡してあっても、いつまでたっても全く覚えてこない生徒がいます。だいたいの比率でいえば、英単語テストは約50%、漢字テストは約75%の生徒が毎週合格点をとっていますが、その残りは毎週不合格です。単語テストは中・高生は別の範囲ですが、漢字は小学生から高校生まで全員同じテキストを使ってやっています(範囲はそれぞれ個人ごとに変わる)が、全く同じ範囲で「小学生が合格で高校生が不合格」という事態があります。これは非常に残念なことです。
その上、ずっと継続してやっていくと、単語も漢字も、合格する生徒はだいたい毎週合格するし、不合格の生徒はだいたい毎週不合格・・・と二分化されてきています。その積み重ねで、年3回ある模擬試験の結果を見ても点数が、その小テストの結果に比例しているのが良くわかります。
塾の講師が「単語(漢字)テストの範囲をちゃんと覚えてきて」というのは、今は少しでも学力をつけておかないと就職するのが大変であるこの時代に、ちょっとでも有利になるようにとアドバイスしているのです。英語=単語力、国語=漢字力であることは間違いなく、それを毎週授業の最初に5分間だけであったとしても時間をつぶしてまで実施している意義というのを理解してほしいです。私が担当している生徒でどうしても覚えてきてくれない生徒には少し時間をかけて、単語力と漢字力の必要性を話します。時には生徒が試験を受けている時に同じ問題を私もしてみたりもします。そうこうしているうちに少しずつ覚えてきてくれる生徒が大多数ですが、中には何年たっても変わらない生徒もいます。
全体的には、昨年よりも今年の模擬試験の成績は格段に上がっています。ただ、そうやって講師の忠告やアドバイスをちゃんと聴かない生徒はごく一部ですが、逆に下がっています。これは「本人が変わらなければ」こちらではどうしようもないことです。うちの塾は、新規生徒の入塾理由の一番多いのが「紹介・口コミ」です。こういう風に時間をかけてでもきちんと授業や小テスト、あるいは進路相談をやっていることが評価されているのでしょうが、こういう生徒に気持ちが伝わらないのが、毎日歯がゆい気持ちでいっぱいです。
講師と生徒の関係は、自転車の歯車と同じで、大きい歯車(講師)と小さい歯車(生徒)がかみ合わなければ前に進めず、大きい歯車が指導にかける努力(回転数)よりも小さい歯車が理解するのにかける努力(回転数)が大きくなければチェーンが外れるし・・・。このGW明けにそういう生徒が少しでも進歩していてくれることを願います。