この時期になると受験生と本格的に進路や将来について話し合うことが多くなります。私が生徒に伝えたいことは、多少無茶に思えても高いレベルの目標を持って欲しいということです。100パーセント不可能なことを目標にしろというわけではありませんが、現時点では達成できない目標でも、努力すれば叶う目標や夢を簡単に諦めないでほしいのです。
私自身、今年の3月までは2度目の受験生でした。現大学からアメリカ大学に編入する為に受験勉強をしていたのです。アメリカの大学に入学or編入するにはTOEFLのスコアが必要で、学校によって基準点が異なります。最低ラインの点数があれば、誰でも入学は可能です。私が初めてTOEFLを受験した時は、最低ラインの点数がギリギリとれたぐらいでした。頭の片隅に目標とする大学があったものの、その大学の基準点には程遠く、また、早く大学を決めて準備を始めたかったため、一回目に取れた点数で大学を探していました。しかし、楽をしたければいくらでも行ける大学は見つけることができたのですが、ふと完全に妥協している自分を見つめ直したときに、何か物足りなさを感じ、また、私の留学に対して全面的に応援してくれている両親に申し訳なさを感じました。遊ぶために留学にいくのではない。やっぱり高いレベルの大学に行かないと意味がない。そんな簡単に妥協して自分の夢は叶うのか。そう思った末、現状維持をしていた自分を捨ててほんのわずかな可能性を信じ、自分が一番の目標としていた大学にもう一度チャレンジすることにしました。それから、予定していたよりも相当時間がかかったものの、なんとか目標としていた大学に受け入れてもらい、編入が決定ました。幸運にも奨学金も頂けることになりました。
いま思うことは、とにかくあのとき諦めなくてよかったということ。そして自分が目標としていたことを最後まで追及し続けてよかったと思うこと。多少無茶な目標でも諦めなくてよかったこと。一つ目の目標を達成したいま、次の目標に向かって頑張っていこうと思います。
(SM)