昨日、高校生の英語の授業のコマがあった。でも、「明日試験があるからわからない所を教えてほしい」と本人に言われて、急遽数Ⅰの指導をした。それほど難しい範囲ではないのだが、話を聞くと、学校の先生が変わったりいろいろあって、クラスのほとんどが理解していない状況らしい。
「1コマ80分でどれだけ理解させられるか・・・。」すごくいやな緊張感と責任とが襲ってきた。
普段数学の授業を塾で採っていない生徒なので、どれくらい理解できているのかもほとんどわからない。。。最初からゆっくりと、自分の今できる今知っている全ての能力と知識とをフル稼働して説明した。
ずっと説明し続けて、3~40分位して、本人が「分かった気がする・・・」と急に言った。私も半信半疑だったので、「じゃあちょっと問題やってみる?」と言ってやらせてみた。すると、10問以上やらせてみたけれど、全問できていた。「クラスのみんなに私、教えられるわ。」と言ってすごく喜んで帰っていった。
まあ試験直前なので、昨日できてもまだ定着していない段階だから、今日のテストに結果として反映されるかは一抹の不安があるが、ほとんどわかっていない単元を80分の1コマで理解させられたことは、やっぱり講師冥利に尽きる。これだから講師の仕事はやめられないのかもしれない。
学校と違って、1つの科目についてもコマ数が少ない塾では、いかに効率よく短時間で理解させられるかが、その講師の評価になり、生徒からの信頼につながる、と思う。