先日の大地震で被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げ、お亡くなりになられた方には心よりお悔やみ申しあげます。
テレビでは毎日一日中ニュースを放送している。日に日に被害の程度が大きくなっていくことが見ていても辛い。阪神大震災を直に経験している者にとって、とても他人事のようには思えない。ただ、それよりもはるかに範囲も規模も大きいので、いつになったら復旧・復興できるのかを考えると気が遠くなるような思いがする。
「自分に何ができるのか・・・」いろいろ毎日考えているが、原子力発電の専門知識があるわけでもない、災害救助の知識もない自分が何をできるのか。被災地の方々には申し訳ないけれども「募金」をすることと、少しでも省電や節電をすることしか方法が思いつかない。それだけはできる限りのことをしようと思う。
人間は自然の前では無力であるとはよく言われるが、まさにその通りである。「世界一」と言われていた防潮堤もはるかに超える波が町を呑み込んでしまったり、「万全の安全対策」と言われている原子力発電施設も危機的状況になっている。早く被災地の皆さんに平穏な日が来ることを祈るのみである。
多くの国も日本の援助を申し出てくれているようだ。他国で災害があった時に日本からも援助隊を送っていた過去の経緯から、たくさんの国から来てもらえるようだ。最近まで関係が少しこじれていた中国やロシアはもちろん、お隣の韓国や、最近自国で大地震があったニュージーランドまでも・・・。非常にありがたいことだ。他人にやさしくしていればいつかそれが自分に返ってくる。まさに「情けは人のためならず」だ。このことわざは間違って使われているようだが、本来の意味は「情けは人のためでなく、いずれめぐりめぐって自分に返ってくるから、誰にでも親切にしておけ」ということだ。
今は神戸の方は平穏である。塾をしていると毎日学生を見ている。おまけに講師の採用をしている今の時期は学生が面接に来たりすることも多い。だが、少し厳しい言い方をするが、これだけ平穏であるにもかかわらず、勉強すらほとんどしていない人が多い。筆記試験はもちろんだが、「面接に行く」「面接を受ける」とはどういうことなのか、果たして考えてきているのだろうか・・・という人も中にはいる。最近ニュースで話題になっている時事問題も全くできない。面接の前にはそれくらいの準備はしてくるべきではないか。かたや、塾生の中にも、1週間でたった20~30個の簡単な英単語を覚えるということすら全くして来ない生徒もいる。20個覚えるのに1週間あれば、1日当たり2~3個だ。テスト前や体調が悪かったとかいう場合なら仕方がないかもしれないが、ほとんど毎週やって来ない、というのはいかがなものか。
今日や明日の暮らしのことを考えることが精一杯な被災地の方々もいるのに、なぜそんなにやる気がないのか。もう少しニュースを見たりして自分の生活を考え直す必要もあるのではないか。
戦争からすさまじい復興を成し遂げた日本である。今こそ世界に「日本人の底力」を見せようじゃないか。