新型コロナウイルスによる教育のパラダイムシフト ~授業のあり方を見直す契機~ | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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緊急事態宣言が解除されて、徐々に登校日を設けていく。

 

だが、そうそう簡単に授業を始めるわけにはいかない

 

登校したところで、まずは生活習慣の立て直しから始まる。そもそも、登校できない生徒がいるのではないか。H.R.と生徒指導が軸になる。

 

ようやく授業ができるようになったとしても、朝から夕方までできない。限られた時間で、どうやって授業を進めていくか。

 

いろいろなパターンが考えられるのだが、突き詰めれば「生徒の自学する力を高める」教育ということに集結する。

 

これまでのように、授業内で1から10まで教えて、子どもたちが問題を解いたり実習に取り組んだりするのもあれこれ手を焼いたり……、なんてできない。そんな時間がない。まして、放課後の補習など望めない。

 

学校としては、学習するための材料を与え演習・実習は家庭で行い授業ではその確認がベースになる。

 

「反転授業」という言葉を耳にするが、ある程度、それをやっていかないと進まなくなるだろう。

 

教員は、材料を準備しないといけない。子どもたちに、家庭で学習することの大切さを説かなければならない。保護者にも協力を依頼しないといけない。家庭で取り組んだことを確認し、フィードバックしなければいけない。

 

新学習指導要領に基づいて、対話的な学習を導入したり、体験を重視してきたりといった流れがあったが、ひとまずそこも保留となるだろう。

 

子どもたちの側から考えれば、自分自身のやる気次第でどうとでも結果がついてくる。やれば結果が出るし、やらなければ結果は出ない。

 

何でもかんでも学校で、というスタイルを見直す転機がやってきているのだ。

 

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