国語の授業で教科書の音読をさせる。
一番読み間違いが多いのは、実は漢字ではない。
漢字は、事前指導で教えられる。覚えさせることができる。
それ以上に気になるのは、「助詞」の読み間違いだ。
助詞を飛ばして読んだり、別の助詞で読んだり。
読むときは、ある程度、次に続く言葉を目に入れながら読んでいる。だから、次にどうつながるかというのが、脳裏で意識されている。
それなのに、助詞を読み間違える。
ということは、言葉と言葉のつながりが不正確になってきている、ということだ。
この原因は、SNSの発達と関係があるように思う。
SNSは、単語レベルのやり取りが多い。もしくは短文。助詞を使うような、つながりのある文のやり取りはしない。単発の言葉のやり取りだ。
ゆえに、助詞を使う機会がかなり減っている。そのことが、音読にも影響している。作文や、テストでの記述問題の解答を見ても、助詞の使い方の誤りが目立つようになってきた。
口語文法の授業で、助詞は中2で教える。けれど、授業でちょっと教えたところで身につくようなものではない。言語とは普段から使っているからこそ身につくものだ。普段、助詞を使わないで生活している環境にあると、助詞はどんどんおろそかにされていく。
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