「全教員が校長」という意識 | 神戸国語教育研究会カプスのブログ

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船頭多くして船山に上る――これは困る。

 

けれど、学校現場では、新人教員であっても時として「船頭」にならなくてはならないことがある。1コマの授業を任されたら、その時間は、その教員が船頭だ。担任をしていたら、学級経営においては担任が船頭。クラブ顧問もそう。いちいち、上の人にお伺いを立ててから、指示を待ってから、では教育活動はできない。

 

だから、極論を言えば「全教員が校長」というくらいの意識が必要になってくる。「自分の学校」として考え、自分の責任で判断する。

 

もちろん、「ほう・れん・そう」は欠かせない。が、自分の考えをしっかり持っておかないと、臨機応変に対応できなくなる。

 

また、どんな教育活動を目標にするのか、どんな学校を作りたいのか。それも管理職に任せっきりにするのではなく、一人ひとりの教員が考えなければならない。何でもあり、なのではない。学校が掲げる目標に、自分の考えをどう擦り合わせるのか。「自分のこと」として考えないといけない。

 

とくに、今は教育のあり方が変わろうとしている時代だ。なおさら、一人ひとりの教員が高くアンテナを張り巡らして、研鑽するべきだと思う。そして、それを他の教員と意見交換し、共有し、学校を創りあげていく。それが理想形だ。

 

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