大阪府箕面市でクリスマスイブに起こった悲劇。
筒井歩夢ちゃん(4)が母親と交際相手、同居人の男に虐待を受け死亡しました。
児童虐待の件数は年々、過去最多を更新しています。
相手に伝わる上手な怒り方、
イライラせずに人と付き合う方法をお伝えします。
日本アンガーマネジメント協会
シニアファシリテーターの千原圭子です。
またしても虐待死のニュースです。
大阪府箕面市の集合住宅の1室で、筒井歩夢ちゃん(4)が全身にあざのある状態で見つかり搬送先の病院で死亡しました。
殺人容疑で母親の筒井真衣容疑者(26)と交際相手の松本庄吾容疑者(24)、友人の大倉敏弥容疑者(20)の3人を逮捕しました。
「言うことを聞かないので殴った。」
「死ぬんじゃないかと思っていた。」
「普段から教育と称して暴力を振っていた。」
いくらしつけだったとしても暴力は許されません。
通っていた私立保育園を休みがちになり、担任が家庭訪問すると、弟の左頬にアザがあったそうです。
階段から落ちたという母親の説明をうのみにせず虐待を疑っていれば…と悔やまれます。
仕事が忙しかったり人間関係がうまくいかないとつい子どもにきつく当たってしまい、後で後悔や罪悪感を感じます。
アンガーマネジメントの目的は
怒らなければいけないことは上手に怒れ
怒らなくても良い事は怒らなくてすむこと
私たちは怒っても後悔、怒らなくても後悔
その繰り返しをして生きています。
「あんなことで怒らなければよかった」という後悔。
「あの時やっぱり怒ればよかった」という後悔です。
怒って後悔するのなら、それは怒る必要がないことです。
そして怒らなくて後悔するのであれば、それは怒る必要のあることなのです。
何かを怒りたい思ったときは「後悔」を怒る、怒らないの判断基準と考えてくださいね。
千原圭子の
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