八重山東側の麓の集落の名前が“先祖(せんぞ)”で、
更にそのすぐ東が神奈川県相模原市の“御霊(みたま)”である。
地理院地図を見ると八重山の歌碑から東に延びる道があるが、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/33/e0/j/o0415040913536047249.jpg?caw=800)
この道、徒歩道ではなく林道なのだ。
で以前行った時は篠(笹)が蔓延っていて行く手を阻まれてしまい、
途中で断念したが、今の季節なら大丈夫かもしれないと思い、
リベンジの旅!に出かけた。
いつものように八重山入り口駐車場まではチャリで行く。
マーキングの富士山。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/9b/91/j/o0480036013536049751.jpg?caw=800)
今回も地理院地図にGPSの軌跡を重ねたもので説明する。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/5f/fe/j/o0450043913536052294.jpg?caw=800)
①八重山頂上と歌碑の間から。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/14/2c/j/t02200165_0480036013536051783.jpg?caw=800)
②水越八重さんの歌碑。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/34/6d/j/o0480036013536053714.jpg?caw=800)
この時刻のこの角度だと読む事ができる。
歌碑の前から富士山。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/ca/db/j/t02200165_0480036013536053713.jpg?caw=800)
そして歌碑の裏側に先祖へ続く道が有るのだ。
③前回はここで断念したが、今回は枯れススキだから何とかなるだろう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/b8/62/j/o0480036013536056277.jpg?caw=800)
目印のためにススキを折りながら進むが、
結構大きいし、折ろうとすると種が飛び散るし、
おまけにイバラの茎が混じっている。
手袋をして慎重に進む。
と、
④テレビの共同アンテナが有った!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/f3/e9/j/t02200165_0480036013536059125.jpg?caw=800)
って事はメンテナンス用の道路があるはず。
⑤この道、広いし轍らしき凹みも見られるので、やはり林道だ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/b1/b3/j/t02200165_0480036013536060604.jpg?caw=800)
幸先良し。
⑥ヘアピンカーブか、もしくは転回場所か?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/51/31/j/t02200165_0480036013536062156.jpg?caw=800)
と、突然道が無くなった!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/50/c5/j/o0480036013536063192.jpg?caw=800)
この崩れ様は年季が入っている。
周りを探索しても続きがみつからない。
無理すれば抜けられそうではあるが、
その先が続いているとは限らないし、
どんな危険が待ち受けているか解らない。
しょうがないから引き返すことにした。
もう一度、③の先に行ってみたが、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/37/7c/j/t02200165_0480036013536067905.jpg?caw=800)
どうもゴルフ場に入り込みそうなので、こっちも断念。
結論。
八重山歌碑から東に下りる道は…、すでに無い。
⑦展望台に着き、一昨日行った奈須部(なすぶ)の山を確認する。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/33/bc/j/o0480036013536069942.jpg?caw=800)
手前は、“何れ”行く予定の大越路(おおこしじ)の名無し山で、
その奥が奈須部の名無し山だ。(あの頂上まで行ったのだ)
しばらくすると展望台に20人ほどのパーティーが到着。
お伺いすると、千葉県の館山辺りからいらっしゃったという。
始めての来山だとおっしゃるので、
近隣の山並などをご案内してから、帰路につく。
帰り道、『イノデ(猪の手)』の群生地がまだ青々としていた。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/62/72/j/t02200165_0480036013536073358.jpg?caw=800)
春の準備ができていないのに…
と思い、中心部を覗きこむと、
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/ab/17/j/t02200165_0480036013536074420.jpg?caw=800)
なんと、芽吹きの準備ができている!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160109/15/kobaz3/c7/45/j/o0480036013536074419.jpg?caw=800)
でも、外側の葉がまだ元気なのに、
更に真ん中から新芽がでてくると、二重になっちゃうだろうに。
まぁ、それも面白いか。
このまま春になるか、ちゃんとした冬が来るのか、それが問題だ。
なんて事を考えていたら、今、気が付いたっ!
さっきの地図の④から南東に下がり、
あそこを分岐すると…
そう、あの大越路の名無し山に行けるような気がする。
もう一回リベンジ?に行ってみよう♪