この本が発行されるに至った経緯を話しましょう。
西野さんが日本人会の編集責任者として月刊「クルン
テープ」誌を担当していた頃です。
原稿が集まらない時予備の原稿として、タイの近代史を
少しずつ書いて温めていました。
実際、原稿がまれに集まらないことがあり、埋め草原稿
として「クルンテープ」誌に載せ体裁を整えました。
そんな記事を何回か掲載している時、当時の時事通信社
バンコク特派員の方から「内容がわかりやすい。
本にして発行したらどうですか」とのコメントをいただいた、
とのこと。
この話が、きっかけになり「日・タイ400年史」の発行に
至ったとのことです。
よって、この本の版元は共同通信社になった次第です。
この話は生前、私に話してくれました。
まさにひょうたんから駒の話ですね。
変な日本語?の商品?