子育てをしていると、子どもから投げられる言葉に困った経験をすることがあります。

 

たとえば、最近幼稚園の娘が

「ママ大嫌い!大嫌い!」と聞き分けが悪くなってきた。

 

どもが文句ばかり言う

 

口ごたえばかりする・・等々

 

こんな時、親としてどのように対応しますか?

つい売り言葉に買い言葉で言い返したり、

相手をするのにも疲れて「うるさい!」と拒絶してしまうといったこともあるかもしれません。

 

一見、ママのことを拒否しているように思える子どもの言葉や態度ですが、

その怒りや口ごたえには、様々な心理が隠されているんです。

 

例えば、このような事ありませんでしたか?

 

「小さい頃、母に文句ばかり言っていましたあせる

でも父には文句を言ったことが無い・・。」

 

この場合、その人は父親と母親、どちらを信頼していたでしょうか。

 

答えは「母親」なんです。

 

何故なら、子供にとって文句を言えるということは、

 

「文句を言っても私は見捨てられない」

 

「文句を言ってもこの関係は壊れない」

 

つまり、文句を言っても私の生存は脅かされないということ。

 

子供が文句や口ごたえをするのは、いわゆる信頼関係の表れなのですね。

 

例えば、つい親に激怒してしまう、妻や夫に激怒してしまう

(ついあたってしまう・・・と言う場合)と言う事がありますよね。

同じ状況で相手が他人の場合には、激怒せずに冷静でいられるのに、

身近な身内には(もしくは恋人)にはつい怒ってします。

 

なぜか? 

それは「甘えている」からなのです。

 

どこか「激怒しても関係が壊れない」という確信があるから激怒出来るのです。

 

「ママ大嫌い」もママに大嫌いって言っても見捨てられない、って思っているから表現できるのです。

 

ですので、そんな時は

「口ごたえしないの!」とか「静かにしていて!」とか怒らず、

 

話を良ーく聞いてあげてくださいねほっこり

 

「そうなの、ママのことが大嫌いなの?いつから嫌いなの? どのくらい嫌いなの?」

 

すると子供は素直にも

 

「だって妹(弟)のことばっかり可愛がるんだもん」

「ママ、遊んでくれないんだもん」

 

とか、何かしらの心で我慢している事が返って来るかもしれません。

※子供はまだ思考が働かないので、聞き出せば思った事を素直にダイレクトに返事してくれることが多いです。
 
「そう、ママは弟ばっかり可愛がってると思うのね。ごめんね、ママは〇〇ちゃんも大好きだよ」
と聞いてあげると、子供は抑圧が溜まりません。
安心感が育まれ、心の安全基地が出来るんです!
 
「行動」や「言動」の背後には常にその人なりの何かしらの「意図」があります。
 
「ママ大嫌い!」も、行動だけを捉えて「大嫌いとは何ですか!」と捉えず、
いつもあんなにべったりなママの事を「ママ大嫌い!」と言ってしまうほど残念でつまらなくて、悲しくて・・・
それくらいママと遊びたかっし、かまって欲しかったという裏返しなんだな・・・と思ってみてくださいね
 
子供は抑圧されていると、自分の気持ちを素直に表現出来ません。
 
ですので、
「うちの子は文句も口ごたえもしない」と言うほど、危ないのです。
 
何故なら、
 
「口応えをしたら見捨てられる」と、脅かされていると言う事になります。
 
「親の言う通りいい子にしていれば見捨てられる事も無い」
 
なので口ごたえをしないのですね・・
 
それら背景には、親が子を押さえつける何かしらの要因があるのですが、残念ながらそれに気づかずにいる親御さんがとても多いです・・・
 

親自身が子どもの頃に、自分の親から抑圧されてきてしまった。

自分の感情ややりたいことにずっと蓋をしてきた。

要因は人によって本当にさまざまですが、子どもの怒りの裏側の声を聞くことに抵抗感がある場合は、「なぜなのだろう」と自分に問いかけてあげることも大切ですね虹

 

 

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