出版してもうすぐ2ヶ月が経とうとしております。



相変わらず毎日、インスタのDMやツイッター、出版社に届く読者ハガキやお手紙などで、キラッキラのあたたかい感想をいただいては胸が熱くなっております。




「この本を書いてくれて、本当にありがとう」



とたくさんの方が言ってくれる。


その度に泣いております。こちらこそ、読んでくれてありがとう。




先日、出版社に一通の手紙が届いた。





開けてみると、中学校3年生(わたしの一番の反抗期)のとき、一緒のクラスだった同級生からでした。



その子はわたしと違って優秀だったので高校からは違うコースにいき、ほとんどお話する機会もないまま卒業しちゃったので、なん年ぶりだろう...15年ぶりくらい?




「いろんなひとのエッセイを読んできたけど、こんなに素直な言葉であっけらかんとしているのも珍しいよね笑 さやかがダダ漏れでした笑」


って。笑 ほんとね。漏れてるよね。



あとね、「ギャルだったけど、わたしもさやかは話しやすいと思ってたよ!これほんとね!」



って書いてあって嬉しかった。


本に、「親しみやすいギャル」だったとなんと自分で言っているので、そう思われてなかったらまじでイタイなぁと思っていたからほっとした。笑




そして、すごく、すごく心に残った手紙になったのは、次のことが書いてあったからなの。




わたしは、彼女と同じ中学校高校に通っていたわけで、正直、好きだなぁって思える先生には、出会えなかった。


わたしが悪いんだけど、先生に嫌われて、話も全然きいてくれなくて、慶應いく!って言っても、誰も信じてくれなかったし、合格しても、おめでとうって言ってくれる先生はいなかった。



本や映画は、わたしの記憶そのままを描いてもらったし、今回の本にも事実ありのままを書きました。



でも彼女がね、手紙で教えてくれたの。


うちらの学校にも、話をちゃんときいてくれる先生はいたよ。って。


彼女は、早稲田に行きたくて、でも、指定校推薦の枠でも毎年早慶には数人しか行けないのがわかっていたから、第一志望にするのが怖かったんだって。


でもある先生が、いいじゃん!いけよ!と背中を押してくれて、頑張った。


そして、指定校推薦で早稲田に無事入学できて、いまがある。と。




そのことを、さやかに知っていて欲しかった、と手紙をくれました。




まぁわたしのような問題児は、その先生とはあまり御縁がなかったのかもしれないけど、、笑



彼女がそれを伝えるために、長い長い手紙を書いてくれたことが嬉しかった。




本を出版すると、いろんな人がわたしの想いを知ってくれる。



それがとても不思議で、光栄なことだなぁと改めて思いました。




彼女はいま、また新たな夢に向かって勉強しているようです。



「さやかも大学院で勉強し始めたんだよね。仲間のようで、うれしいです」


「これからも、キラッキラの笑顔をわたしたちに届けてください」






この本、もっと売らなくちゃ。



中3のクラスメイトへ、お手紙、ありがとう!わたしのほうこそ、元気もらった!!