今日ね初めて漫画家さんに似顔絵描いてもらったんだ!!
あーたのしみだなーーー
まえの記事でも書いた、「君たちはどう生きるか」の漫画版著者羽賀先生にお会いしてまいりましたねん
君たちはどう生きるか、もう210万部突破したって!すごすぎる
目指せ300万部!
そんなミリオンセラー漫画家さんにサインもらった。
見て。実物よりかわいく描いてくれた。やさしい・・
来月羽賀先生の、茨城の土浦にある母校で一緒に講演することになったのです
全校生徒と先生と親御さんに向けてお話するよ
今日はその打ち合わせで、ふたりで講演ってなかなかしたことないからせっかくなので面白いことしたいな!ってことで
生徒たちに何人かひな壇芸人としてあがってもらって
わたしと羽賀先生が雨上がり決死隊役やってアメトーーーークみたいにしたらどうかね
とかとても妄想が膨らんで楽しかった!
羽賀先生はいまも、「宇宙兄弟」の作者小山宙哉先生のアシスタントやってるんだって。
アシスタントはまだ続けるんですか?ってきいたら
「僕は、ひとりで漫画家として生きていくだけの力が自分にはまだないと思ってるのでまだまだ続けるつもりです。それに、小山先生はすごく面白い人なので、遊びに行ってるっていってもいいくらい、楽しいんです」
って言ってた。仕事楽しんでる人ってやっぱすげえかっこいいなあ
羽賀先生は、文学部卒で国語の教職免許も持っていて
でも先生になりたかったというよりは
昔から「人の人生に影響を与えられる仕事がしたい」と思っていて、絵を描くのがとても好きだったんだって。
それで、漫画を描いてはいろんなところに送っていて、ある日講談社の人から連絡がきて、
「きみの担当になりたいと思ってます」って言われたんだって!!!
重版出来!ってドラマ大好きでみてたんだけど、まさにそれだ!!!ときいてて興奮した!!
それでお母さんに「自分が書いた漫画が賞をとって賞金が振り込まれるから口座番号教えて。」とそのとき初めて漫画家になることを伝えたら
「あんたそれ新手の詐欺よ!」と言われたんだけど
自分の書いた漫画を見せたら、「こんないい漫画描いてたんだね、」と泣いてくれて。
それからずっと応援してくれてるんですって。お母さんいまめっちゃ嬉しいだろうなあ。
わたしは昔から、毎日でもやっていたいほど好きなことってなかったし
才能があると思えるような得意なこともなくって。
楽器が弾ける人とか絵が上手な人って羨ましいなあ、かっこいいなあってずっっと思ってた。
だから、今思えばわたしは、あのとき自分がいる世界を変えるには、受験するしかなかったなあ、危なかったなあとおもう。
勉強はやり方さえ間違わなければ、やればやった分だけできるようになるけど、
絵とか音楽とかで生きていこうとすると、受験勉強と比にならないくらいの半端ない努力と運と、センスと精神力と、色々が必要なのかもしれなくて...
だから、羽賀先生みたいに、「夢」があるってとっても素敵で幸せなことだけど
とても勇気がいることだし、不安で怖いときもたくさんで。
それでも、その道で生きていこうと思える人ってほんとにすごいなあ、って思うんです。
めちゃくちゃ強い「すき」の気持ちと、やり続けられるモチベーションを長くずっと持ってなくちゃいけないし
あーいま、ボキャブラリー少なすぎな自分をぶん殴りたい気持ちだけど
ほんとにすごいなあ。。
羽賀先生のお話を、母校にいる夢を持ってる学生さんたちにきいてもらえるのがとても嬉しい。
その子たちの、きっとものすごい希望になるだろうな、と思った。