昨日、新卒で入ったウエディングの会社の元上司(お偉い方すぎて喋ったことなかったんだけど)に初めてちゃんとお会いした




こんなにもあったかくて素敵な人だったんだと感動した



正直印象とか、昔きかされてたことと全然違くて、勝手な思い込みというか人から聞いた話の信憑性のなさを改めて痛感した




こんなに素敵な人の下で働いていたのに、なんて勿体無いことをしてたんだ!!!と悔しかった





なんにも見えてなかったなあ。(なんにもってことはないか)



きっといまも、10年後の自分からみたらなんにも見えてないなあと思うんだろうなあ(なんにもってことはない)





みんないまは当時の会社を辞めて、別の場所で頑張っていて




こうしてまた会えて、また別の形でご一緒できるご縁を心から愛おしく感じた






ウエディングプランナーになったばかりのわたしといったら、暑苦しい熱意だけは持っていながら、なんのスキルも知識も経験もなく



とにかくお客様のことだけを考えて猪突猛進していた




今思えば、いち企業の人間としては失格だったなあと思う




お客様の為じゃない!と上司に泣きながら噛み付いたこともあるし



黙ってちょっとだけ値引きしたこともあった



そんなだったので、お客様にはとても心を開いてもらえるウエディングプランナーになってへんな自信がついてしまった



クレームも出ず、立て続けにもらう担当指名で鼻がピノキオになってしまっていたかもしれない




幸いわたしの職場の上司や先輩たちも神ほど優しくて寛大な人ばかりだったから




お客様思いで素晴らしいねと言ってくれていたけど




今思えば社員の行動としてはやはり少しずれてるとわかる。大人になった(遅い)






会社である以上やはり結婚式にもノルマがあって、プランナーは少しでも売り上げを伸ばすべく打ち合わせという名の営業をしなくちゃいけなかったりする



わたしはそれに反発し続けた



結婚式という夢を売る仕事なのに!!!



会社が金の亡者に見えて嫌だった



社長がくると社員みんなが一斉に立ち上がって「お疲れ様でございます!!!!」とお出迎えするのがいやで



わたしひとりだけ絶対立たねえ!と椅子とお尻にのりをくっつけたみたいに頑なに立たなかった




裏で悪口言って表向きだけにこにこするのが嫌だった




でも売り上げを社員みんなで上げていかなくちゃいけないのって会社として当たり前のことで、



しかも高いものにはちゃんと理由があって、価値がある



結果それでお客様の満足度はもっと高くなるかもしれない。というか、他のことでもなんでもそうだけど、かけた金額が高い方がお客様の満足度も高く、そしてその満足度が持続する可能性が高い。




これにはお恥ずかしながらなかなか気づけなかった







しかも雇ってもらってる身でよくもそんな正義振りかざしてめちゃくちゃやってたなあと恥ずかしくなる




保育園立ち上げようとしたとき、「保育園つくるってことは、経営者にならなきゃいけない」ということをあるときとても強く感じた




たくさんの人の生活を背負わなくちゃいけないことの怖さを感じて足が震えた






起業するってめちゃくちゃ覚悟がいる






当たり前だけどいろんな犠牲を払わなくちゃいけない






最初からわかっていたことなのに、目の前にして怯えた







世の中の経営者の人たちを今更ながら心から尊敬した













そういえば、会社つくるのは簡単でも3年以上続けることが難しいと坪田先生がよく言ってた





中小企業が10年後に生き残っている確率は6%らしい






そんなことも知らずに正義振りかざして会社に立ち向かっていたわたしは







ただの正義感に溢れたとんでもない勘違い未熟野郎だった








昨日、そんなことを思って懺悔したい気持ちになったんだ








(とはいえ新卒3年目くらいまで時給にするとワンコインほどにしかならないくらい死に物狂いで蕁麻疹一年中出し続けながら働いたので許してほしい)











と、長い前置きをして。










坪田先生起業10周年おめでとうございまーーーーーーーーーす\\\\٩( 'ω' )و ////