7年前、大学を卒業して就いた職業はウエディングプランナーでした




恩師の坪田先生に



上京するときにこんな言葉をもらった




「君は人のことが大好きだから、きっとこの先もいろんな人に強く影響を受けながら大きな選択をしていくことになる。だからなるべくたくさんの、魅力的な人に出会ってきなさい」




その言葉を常に軸にして



(そしてそれをいいことに勉強はまた一切しなくなり)



キャンパスが予想外のところになったので(神奈川県のはずれの駅からさらにバスで20分かかる養豚場の裏)



学校まで一時間半もかかる都会に住んで



なるべくたくさんの人に出会えるように一年生からインターンを始めてみたり


バイトに精を出してみたり


複数のサークルに入ってみたり



学校でも学校外でも本当にたくさんの魅力的な人に出会った!!



(大学ではなにを学ばれたんですか?ときかれると、このように答えてごまかしてますごめんなさい)





そしていろんな出会いの中で


「サービス業を極めたい!」と思うようになった





サービス業の最高峰って



2度とこない非日常の時間である結婚式のお手伝い



ウエディングプランナーなんじゃないか?



と思って就活頑張った



慶應まで出てサービス業かよと言われることもあったけど



わたしは天職だと思ってたしまじでこれしかできない



だから大好きなお仕事です。


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昨日、中学からの友人の結婚式に参列してきたんだ!



わたしが働いていた式場のチャペルによく似てて、いろんなことを思い出した




ランチなんて食べる時間なくて、毎日どん兵衛しか食べてなかった




会社の愚痴を同期と言い合うことでメンタルを保っていた




ときには上司に泣きながら「お客様のためじゃない!」と正義を振りかざしてかみついてみたり




ストレスで一年中蕁麻疹が止まらなかった




毎日終電に乗れないので内緒で車通勤をして帰り道高速道路走っててきづいたら寝てたなんてこともあった(神様ありがとう)







式場のガーデンの小さなプールの脇に知らないおじさんが侵入してう◯こしていったこともあった









でも入社してがむしゃらに駆け抜けたあの3年間がもしかしたら一番わたしらしくいられたかもしれない、一番輝いてたかもしれないと最近よく思う






担当しているおふたりの結婚式当日の朝



よくチャペルの大階段の真ん中に立って




両手を広げて目を閉じて





(晴れる、晴れる、晴れる!!!!)




と念力を送っていた





(こわww)




そしてさらに恐ろしいことに





この念力はかなりの確率で神様に届いていたようで



めっちゃ雨降ってたのにフラワーシャワーの時間になると日が差してきたりすることがよくあった







そして昨日はわたしが念力を送る前からそれ以上ない結婚式日和!!!





久しぶりにみんなで集まれる結婚式は




同窓会みたいで本当に楽しくておしゃべりしすぎて声が枯れた



結婚式っていいなあ、って改めて思った




いつも担当する新郎新婦さまに入場前に必ず伝えることがある



「おふたりの大好きなひとばかりが、おふたりのためだけに、同じ日、同じ時間、同じ場所に一斉に集まってくださる奇跡の日。メインテーブルから見えるその奇跡のような景色を、目に焼き付けてきてくださいね。」




結婚式って奇跡みたいな日。


ほんとに幸せが溢れてて、この先の結婚生活での糧になる時間だと思うんだ!


昨日も、新郎新婦の幸せそうな笑顔と


お父さんお母さんの

「うれしいけど、でもなんか、ちょっと寂しい」


ようなかんじを勝手に感じて泣けちゃった







そんな日に携われる仕事ができたこと、本当に誇りに思います。









えりこじゅんさんおめでとう♡

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