子供から大人まで人気のイチゴは、おいしいだけでなく、ビタミンCが豊富に含まれています。中ぐらいの大きさなら5~6粒も食べれば1日の所要量(100mg)を満たしてくれます。イチゴはメロン、スイカと同じように「(果実的)野菜」として分類されているそうです。ここでは果物として紹介しますが、野菜に抵抗のある方もイチゴなら喜んで食べてくれそうですね
いちごの見分け方(選び方)
果皮のツブツブがクッキリしていて、へたが青くて元気なもの。また表面に傷がなく、ツヤのあるものにビタミンCが豊富に含まれています。
果皮の色の濃淡は品種によって異なりますが、赤が均一で鮮やかなものがよいそう。ただし、イチゴは収穫後も赤くなる性質がある為、果皮が赤くても、へたに鮮度がなくて、香りを感じないものは要注意との事です。(熟す前に摘まれて、時間の経過で着色した可能性があります)
パックで販売されている場合は、底に傷んだものや色の薄いものがないかもチェックしましょう。
イチゴ狩りの場合は、全体が赤く染まってへたが反り返り、へたの下の部分に小さな裂け目ができているものがおすすめです。(イチゴは完熟すると、果実がふくらんでへたの下にひび割れができます)
疲労回復や美容にも効果があり、”血を作るビタミン”といわれている「葉酸」も豊富に含まれているため、貧血予防やご妊娠中の方にもオススメです。
ビタミンや葉酸などの栄養は熱にも弱いので、生食できるフルーツは有難いですね
また整腸作用や血糖値の上昇やコレステロールの吸収を抑制する食物繊維のペクチンも含まれています
是非食卓に並べて皆さまでシェアしてください
イチゴの保存方法
乾燥に弱いのでラップに包むかポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ。
水洗いをすると果皮が弱るので、食べる直前に洗ってからお召し上がりください。
※へたを取ってから水洗いすると水っぽくなるうえ、ビタミンCが流れてしまうので、洗うときはへたつきのまま洗ってくださいね
消費期限の早いイチゴですが、食べきれない場合は、冷凍しておけます。
水洗い後、水気をしっかりと取り、へたを取ってから冷凍庫へ。半解凍にしてイチゴミルクにしたり、スムージーやソースなどにするとおいしく召し上がれます
食べて予防みかんやリンゴも旬ですのでぜひ日常に取り入れて元気に過ごしましょう