キューバ | 小林至オフィシャルブログ「小林至のヨノナカ考」Powered by Ameba

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3年前、キューバに行きまして、その困窮ぶりは、想像以上でした。キューバ革命以降、時が止まったかのような風景はテレビで見た通りでしたが、とにかく物資がない。スーパーの棚もガラガラ。

この物資不足は、ソ連崩壊により、地政学的な存在意義が低下した90年代以降、多少の浮き沈みはあるものの、ずっと続いている。そのなかで育った子供たちは栄養不足。

そして、ヘルナンデス兄弟以降、加速する一方の亡命。それでも、いまも、子供はみな、なにはとまれ野球。昨年、日本で開催されたU-15世界大会では見事、優勝。困窮のなかでも底力あり、ですが、そのメンバーのほとんど、17人が亡命したという。近年、亡命に対して非常に寛容になっており、亡命キューバ選手もいまは、一時帰国が出来るような状況です。

どうなる、キューバ。全盛期のリナレスとキンデラン、凄かったなあ。