今日は卒園式だった。
こんな状況での卒園式になるとは・・・。
まぁ全国でそう思っている人はたくさんいるんだろうけど。
土日はオフィスが休みだからか、工場が休みだからか、
計画停電の実施は見送りになった。
ていうか、日野工場は震災以来まったく稼動していないんですけど。
平日と土日でそんなに変わるもんかね。
それなら、計画停電対象外になっている都内がどんだけ普段使ってるんですか、って話。
ま、それか、やっぱりただの目くらましかね。
世の中てんやわんやだけど、娘はしっかり卒園できたわけで。
思いがけず、精勤賞なんかももらっちゃって。
よく3年間頑張ってきたなー。
3歳になってすぐわけもわからないまま幼稚園に入れられ、
毎日帰りのバスでうとうとして、年少の一年間は帰ってからも2時間昼寝。
「何をやったの?」「誰と遊んだの?」と聞いても、年中の途中まではまったく話さず。
先生に聞くと、「1人で遊んでいることが多い」と。
支度も遅く、お弁当を食べるのも遅いから、ほとんど自由時間に遊べていない、と知ったのが年中の終わり。
「あ~やっぱり2年保育にすれば良かった・・・」と何度後悔したことか。
でも、年長になって急に「幼稚園楽しい!」というセリフが増え、体力もつき、
食欲も増し、友達も増えた。
年長の秋からは自分で自転車に乗って幼稚園に通っていた。
真冬はかじかんだ手で、ほっぺを真っ赤にして、私の後を一生懸命ついてきた。
「これで良かったのか。ああしたほうが良かったんじゃないか。」
親はいつも悩み迷い、試行錯誤しているけど、子供は強くたくましい。
帰宅して、幼稚園からもらった卒園の思い出のDVDを家族で観ていたら、
最後のエンドロールで突然長女が泣き出した。
卒園式はニコニコ笑って、「あ~こいつはわかってないな」と思っていたのに。
「だって、さみしいんだも~ん!うわ~ん!!」
もちろん母ももらい泣き。
私にとってもこの3年間は濃厚だったな。
特に、あの猛暑の中末っ子おぶって、長男前、長女後ろに乗せて、
毎日汗だくで幼稚園に送り迎えした日々は絶対に忘れられない。
いろんなことに感謝だな。