東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の
「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」へ。
レトロスペクティブではなく、90歳の今も現役であり続けるイラストレーター、宇野さんの900点(!!)に及ぶ、過去最大規模の展覧会。圧倒され、酔いしれる。
時空を超えた、魅惑の美しき宇宙空間に放り出されたようだった。









展覧会へ行った前日、友人の娘さん(小学4年生)が描いた、自由で豊かな絵を観て感動したばかりで。
自分が幼い頃は、お絵かきが大好きだったのに、いつの間にか絵を描くことに苦手意識を持つようになってしまったなぁと、宇野さんの膨大な作品群を前に考えてしまった。
ただただ楽しんで描き続けることが、
どうしてできなくなってしまうんだろう。
学校の授業でそうなったのだろうか?
ってことを、途中で合流した友人と話し合いながら、展覧会場をぐるぐる回りました。
観ても観ても新しい発見があり、
とにかく量が多いので、行かれる方は、
お時間に余裕をもって、観に行かれてください🌷





広告原画 「カルピス」

1955年に上京した宇野さんは、翌年、カルピス食品工業に入社し、配属された広告課で、新聞広告やパッケージデザインを制作されたそう。

コピーライターがいなかった当時、

「清純の味」「夏一番のお飲みもの!」というキャッチコピーも宇野さんが考案されました。

1956年の原画が残っているのも素晴らしいし、それを間近で観ることができる幸福に胸が高鳴りましたおねがい