🍵

サントリー美術館にて「大名茶人 織田有楽斎」。

戦国時代、信長の弟でありながら、信長、秀吉、家康に仕え、家康より長生きした稀有な茶人、有楽斎。

ちなみに有楽町の地名にも由来するとかしないとか。


以前、有楽斎が主人公の小説(岳真也著「利休を超える戦国の茶人 織田有楽斎」)を読んで以来、タイムスリップできたら一番に会いたいほど惹かれている。



だって、凄くないですか?この3人に仕えながら、殺されることなく乱世を生き抜いたのが。

同じく茶人の千利休でさえ、切腹を命じられたのに。

年表を読むと、戦に出るより、調停役を任されることが多かったみたいで。名だたる武士たちが一目置く、有楽斎という人となりを、もっともっと知りたいのです。

年表で一番気になったのは、利休が切腹をする一ヶ月前に、秀吉とともに利休を訪ねているのです。

その時、どんな会話がなされたのか。

その時、時代が動いたのか。

ああ、知りたいなぁ。


「鳴かぬならそのまま生きよホトトギス」


織田有楽斎四百年遠忌実行委員会が作成した、この一句を知った時、胸を突かれました。

鳴かないままでも、いいんだよ、と。

言われたような気がしました。


愛知県にある、有楽斎の茶室、如庵も、

いつか行きたい。





本日は家で、展覧会オリジナルグッズの懐紙に、

とらやの「都の春」をのせて。

懐紙には、織田信長が用いた家紋、

織田木瓜紋がカラフルに。