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サントリー美術館にて「大名茶人 織田有楽斎」。
戦国時代、信長の弟でありながら、信長、秀吉、家康に仕え、家康より長生きした稀有な茶人、有楽斎。
ちなみに有楽町の地名にも由来するとかしないとか。
以前、有楽斎が主人公の小説(岳真也著「利休を超える戦国の茶人 織田有楽斎」)を読んで以来、タイムスリップできたら一番に会いたいほど惹かれている。
だって、凄くないですか?この3人に仕えながら、殺されることなく乱世を生き抜いたのが。
同じく茶人の千利休でさえ、切腹を命じられたのに。
年表を読むと、戦に出るより、調停役を任されることが多かったみたいで。名だたる武士たちが一目置く、有楽斎という人となりを、もっともっと知りたいのです。
年表で一番気になったのは、利休が切腹をする一ヶ月前に、秀吉とともに利休を訪ねているのです。
その時、どんな会話がなされたのか。
その時、時代が動いたのか。
ああ、知りたいなぁ。
「鳴かぬならそのまま生きよホトトギス」
織田有楽斎四百年遠忌実行委員会が作成した、この一句を知った時、胸を突かれました。
鳴かないままでも、いいんだよ、と。
言われたような気がしました。
愛知県にある、有楽斎の茶室、如庵も、
いつか行きたい。
本日は家で、展覧会オリジナルグッズの懐紙に、
とらやの「都の春」をのせて。
懐紙には、織田信長が用いた家紋、
織田木瓜紋がカラフルに。