奈良の鶴屋徳満さんの

「曲水の宴」


曲水とは、庭園などの中を曲がりくねりながら流れる水のこと。

「曲水の宴」は、庭園の曲水に沿って座った参宴者が、上流から流れてくる酒杯が自分の前を通り過ぎる前にお題にちなんだ詩歌をよむという神事で、歌をよんだら、杯を取って酒を飲み、それから次へと流すのだそう。


雅な宴ですが、

自分の前に酒杯が流れて来る前に

詩歌が出来上がってないといけないし、無事にキャッチできるかな?とか、私だったらあたふたしちゃいそうだなって思います笑


模したお菓子を食べるくらいが、

ちょうどいい。


白い水の流れを挟んで

二色が向き合う構造の密琥珀。

サクッと、しっとりしていて、

優しい甘さでした。


曲水の宴は、流し雛の元にもなっているそう。

この季節ならではのお菓子です。





「和菓子のアン」の続編

「アンの青春」にも、「曲水」のお菓子が出てきました。

この小説、和の文化について、

とても勉強になるなぁ🎎