この秋は、鎌倉を深めたくて。
甘糟りり子さんの
「鎌倉だから、おいしい。」を熟読中。
いわゆるガイドブックではなく、
3歳から鎌倉に住んでいらっしゃる甘糟さんの記憶とともにある、いいお店が、味わい深いエッセイとともに紹介されています。しかも、春夏秋冬ごとに!
先日は、由比ヶ浜通りにある、
1929年創業の鰻やさん
「つるや」に行きました。
(ちなみに「つるや」は夏のカテゴリーに入っていましたが!)
この間、両親が美味しい鰻を食べてきた話しを聞いてから、無性に鰻が食べたくなって。
「私はつるやの鰻には山椒をかけるのも神経質になる」と書かれているのですが、甘辛のタレが鰻本来の味が際立つように、あっさりしていて。
ふわりと、するっと、
胃の中に収められてゆくようで。
タレがキツくないので、山椒をかけるのを忘れたまま完食しました。
そして書いていてまた食べたくなってしまうほど
優しい中毒性がある、つるやの鰻。恐るべし。
鎌倉彫りのお重も、素敵です。
つるや、にちなんで、折り鶴が。
この本を読んでいると、
行きたいお店ばかりで!
ふぅ、次はいつ行けるかしら☺️
ゆっくり楽しんでいこう。