夏帽子 一つ残りし 無人駅


バスを待ちながら、

海と富士山を眺めることができる停留所に、

忘れられた麦わら帽子が一つ。

持ち主、取りに来れますように。

願いを込めて、そのままに。


バス停だから、無人駅とは言わないけれど!